1 | (第1回)刑事公判手続の流れを理解するために、司法研修所が製作したビデオを見た上、その内容に即して、その手続を解説し、さらに、刑事記録の編成、その読み方などについて、教示する。 |
2 | (第2回ないし第4回)警察から事件の送致を受けた段階、勾留請求段階、検察官による捜査段階、決裁(処分・不処分の決定)段階等のそれぞれの場面における検察官の活動について、記録教材を用いて、講義・教示する。問題研究も併せて行う。 |
3 | (第5回及び第6回)捜査段階における弁護活動及び公訴提起後第1回公判期日までの弁護活動について、記録教材を用いて講義・教示する。 |
4 | (第7回)記録教材を用いて、公訴提起後の検察官の活動について、講義・教示する。 |
5 | (第8回)記録教材を用いて、公判準備等の裁判所の活動について、講義・教示する。 |
6 | (第9回から第13回まで)記録教材を用いて、公判手続上の問題や事実認定の問題を扱う。1個の記録教材を基に、検察、弁護、裁判のそれぞれの立場から、検討を加える。課題として、論告、弁論、判決の内容に当たるサマリーペーパーの作成を与え、それを基に討議するほか、問題研究も行う。 |