2006年度上智大学シラバス
2006/02/25更新
◆国際政治経済論研究Ⅰ(理論) - (前)
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下川 雅嗣
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○講義概要 |
国際政治経済諸問題をより深く理解する能力を育てる。その際経済学的な分析方法・視点を身につけることを重視し、また何らかの点で貧困に関わる問題にも触れたい。経済学をベースにした文献、場合によっては国際経済学または開発経済学の少しレベルの高い教科書を読んで討論する予定だが、最終的には授業の参加者と相談の上決定する。経済学の基礎的知識があることが望ましいが、そうでない場合、学部開講の国際経済学1,2及び国際政治経済論1を併せて受講することが勧められる。
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○評価方法 |
ゼミでの割当の発表、毎回の参加の度合い及び発言内容等で総合的に評価する予定。
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○テキスト |
以下のテキストはあくまでも候補の一例である。初回に他の候補文献も用意しておくので、集まったメンバーで最終的に決定する予定。また初歩的なテキストを選んだ場合は復習をかねて問題解答を行ってもらう。可能であればテキスト以外の論文も読みたい。 Debraj Ray "Development Economics" Prinston University Press, 1998 矢野誠『「質の時代」のシステム改革:良い市場とは何か?』 岩波書店, 2005
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○参考書 |
矢野誠『ミクロ経済学の基礎』岩波書店,2001 クルグマン・オブズフェルド『国際経済―理論と政策:Ⅰ国際貿易 (第3版)』新世社, 1996
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○授業計画 |
1 | イントロダクション、テキスト等授業の進め方の決定 |
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