2006年度上智大学シラバス

2006/02/21更新
◆児童福祉学 - (前)
網野 武博
○講義概要
児童福祉臨床において、発達と発達障害にかかわる理解は不可欠である。また、発達障害にかかわる臨床的アプローチは、心身障害を主としてきた。そして近年の発達障害者支援法の公布によって、発達障害という概念・定義も教義化された。しかし、児童福祉学的にアプローチする発達障害は、心身障害にとどまらず、行動適応障害(とくに非行・犯罪)、養育環境障害(とくに虐待、maternal deprivation)を含む多面的理解が必要である。このアプローチをを通して、ハンディキャップが生ずる諸要因並びに福祉臨床的援助について、研究を深める。
○評価方法
出席状況(20%)、授業参画(10%)、リアクションペーパー(20%)、レポート(50%)
○テキスト
網野武博『児童福祉学:子ども主体への学際的アプローチ』 中央法規出版
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1オリエンテーション
教員のプレゼンテーション①
2教員のプレゼンテーション②
3教員のプレゼンテーション③
討論と方向づけ
4学生のプレゼンテーション・討論①
5学生のプレゼンテーション・討論②
6学生のプレゼンテーション・討論③
討論と方向づけ
7本レポート・討論①
8本レポート・討論②
9本レポート・討論③
10本レポート・討論④
11本レポート・討論⑤
12本レポート・討論⑥
13総合討論・総括

  

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