2006年度上智大学シラバス

2006/03/03更新
◆マス・コミュニケーション調査特講 - (通)
福田 充
○科目サブタイトル
マスコミ研究における社会調査的技術を身につける
○講義概要
マス・コミュニケーション研究を行う上で必要になる、アンケート調査やヒアリング調査、コミュニケーション実験、メディアの内容分析などの、社会調査の方法を学び、自身のマスコミ研究論文に活かすことを目標とする。マスコミに関する社会調査の実施方法について、調査の企画から実施、調査データの分析作業まで、一連の流れを講義しながら、実際に受講生自身も作業を行うことによって調査技術を習得する。
○評価方法
出席状況(30%)、授業参画(30%)、レポート(40%)
出席状況、授業内作業、課題、期末レポートなどから総合的に判断する。
○テキスト
萩原滋編『変容するメディアとニュース報道』丸善株式会社. 2001年
○参考書
講義中に適宜紹介する。
○必要な外国語
英語
○他学部・他学科生の受講

○ホームページURL
http://members3.jcom.home.ne.jp/fukuda326/
○授業計画
1【前期】
マス・コミュニケーションの調査研究とは何か?
2問題意識の確立
3先行研究の収集
4仮説を立てる(理論仮説・作業仮説)
5調査計画1: 調査対象の確定
6調査計画2: 標本抽出方法(サンプリング)
7調査計画3: 実施方法
8調査実施後の作業(データチェックからクリーニング、データ入力)
9調査データの分析方法
10データの多変量解析と解釈(クロス分析から共分散構造分析まで)
11【後期】
マス・コミュニケーション調査研究の研究例
12マス・コミュニケーション研究のアンケート調査
13マス・コミュニケーション研究のヒアリング調査
14マス・コミュニケーション研究の実験
15マス・コミュニケーション研究の内容分析
16その他の調査方法(フィールドワーク、観察法など)
17自分の調査計画を立案する※
 上記の内容について、講義や作業のレベル、進め方については、受講生と相談しながら進める予定である。調査や実験実施の道具としてテレビやビデオを使用し、調査の実施やデータ分析のためにコンピュータを使用する。

  

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