2006年度上智大学シラバス

2006/02/26更新
◆米州のマス・メディア論特講 - (通)
金山 勉
○科目サブタイトル
米国放送の成り立ちとその現状
○講義概要
米州のマス・メディアの中でも、特に米国の放送に焦点をあてて概観する。講義では、今日の米国の放送がどのようにしてできあがってきたかについて、歴史的な観点を中心にみてゆくこととしたい。米国の放送は1970年代から1980年代後半にかけて、市場原理主義と経済効率化を追求の時代を迎えた。この流れは今日も続いており、この時点までの流れを包括的に理解できるよう授業を進める。米国放送の成り立ちと放送システムを学ぶための基礎コースであり、学年末には、特定のトピックを設定した学年末レポート提出を求める。
○評価方法
出席状況(30%)、授業参画(20%)、レポート(50%)
○テキスト
Christopher H. Sterling & John Michael Kittross "Stay Tuned: A History of American Broadcasting (Third Edition)" 2002, Lawrence Erlbaum Associates, Publishers
○参考書
立石 直『地上波メディアの危機:多チャンネル市場におけるテレビ放送』ぎょうせい・1992年
立石 直『最新アメリカ放送事情』ぎょうせい・1990年
○必要な外国語
英語
○他学部・他学科生の受講

○ホームページURL
http;//pweb.cc.sophia.ac.jp/~kanaya-t
○授業計画
1授業の全体説明
2米国放送の背景(1)
3米国放送の背景(2)
4米国放送開始前夜(1)
5米国放送開始前夜(2)
6米国放送のはじまり(1)
7米国放送のはじまり(2)
8商業主義の導入と放送
9ラジオの黄金時代(1)
10ラジオの黄金時代(2)
11戦争とラジオ(1)
12戦争とラジオ(2)
13前期のまとめ
14後期授業の全体説明
15放送変革の時代(1)
16放送変革の時代(2)
17放送変革の時代(3)
18テレビ時代の到来(1)
19テレビ時代の到来(2)
20放送環境整備と変革(1)
21放送環境整備と変革(2)
22競争導入の時代(1)
23競争導入の時代(2)

  

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