2006年度上智大学シラバス
2006/03/02更新
○講義概要 |
今日では、異文化教育、異文化間教育、多文化教育、国際理解教育等と、様々な名称で呼ばれる社会文化と教育との関わりをめぐる様々なアプローチがある。それらはみな今日の日本と世界における切迫した教育的課題に対する取り組みであるが、研究者と実践家が直面する社会的現実の多様性を反映して微妙な違いが見られ、それぞれにアイデンティティーを模索するという状況にある。本講義ではそのような社会文化的現実と教育との関わりをめぐる様々なアプローチを、文化人類学的な視座からグローバル化と多文化化という社会の現実と合わせて総体的に理解し、それぞれの特徴と課題を考察したい。Ⅰでは特に「文化」の概念に注目する。(Ⅰ、Ⅱ同時履修のこと)
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○評価方法 |
授業参画(50%)、レポート(50%)
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○授業計画 |
1 | Ⅰでは、文化人類学における「文化」の概念とその発展、研究方法、人類学的な文化の概念の他学問分野と一般社会への普及、文化の政治化、グローバル化、多文化化等、主に理論的問題を取り上げる。 |
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