2006年度上智大学シラバス
2006/03/08更新
◆倫理神学特殊問題Ⅰ　－　(前)
竹内　修一
○講義概要
良心（conscience）について研究する。倫理的意志決定は、私たちの生活において中心的位置を占める。それは個人の良心において行なわれるものであるが、同時にまた、共同体の中で育まれるものでもある。問われるべきは、「自分はどのような人間であるべきか」であり、また「自分は何をなすべきか」である。まず倫理の源泉について問い、次いで倫理的意志決定のプロセスを吟味する。このことに基づいて、具体的諸問題（性、医療、社会）において、どのように意志決定がなされるかについて検討する。授業はセミナー形式。
○評価方法
出席状況(25%)、授業参画(25%)、レポート(50%)
○テキスト
Kenneth R. Overberg, S.J. "Conscience in Conflict: How to Make Moral Choices" St. Anthony Messenger Press, 1998
○必要な外国語
英語
○他学部・他学科生の受講
否
○授業計画
1Introduction
2Chapter One: To Be or Not to Be (p.3-13)
3Chapter One: To Be or Not to Be (p.13-24)
4Chapter Two: Making Moral Decisions (p.25-32)
5Chapter Two: Making Moral Decisions (p.32-41)
6Chapter Three: Conscience and Authority (p.43-53)
7Chapter Three: Conscience and Authority (53-62)
8Chapter Four: Sexual Ethics (p.65-72)
9Chapter Four: Sexual Ethics (p.73-79)
10Chapter Five: Medical Ethics (p.81-96)
11Chapter Five: Medical Ethics (96-111)
12Chapter Six: Social Ethics (p.113-130)
13Chapter Six: Social Ethics (130-146)
　　
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