2006年度上智大学シラバス

2006/02/24更新
◆霊性神学Ⅱ - (前)
英 隆一朗
○科目サブタイトル
現代の神秘神学の研究
○講義概要
本年度は、神秘神学の著作で世界的に有名なウイリアム・ジョンストンの著作を精読したい。彼の霊的著作は世界的な評価を受けながら、今まで日本語訳がなかったため、日本ではほとんど無名であった。このたび、彼の著作の日本語訳が出版されたのに合わせ、その本をテキストにして神秘神学の現代的な側面を皆で考えていきたい。
クラスの進め方は、出席者全員がその日の箇所について、最低、1つの意見を提議することから始め、重要なポイントを深めていきたい。
○評価方法
出席状況(25%)、授業参画(25%)、リアクションペーパー(10%)、レポート(40%)
○テキスト
ウイリアム・ジョンストン著、巽豊彦監訳『愛する-瞑想への道-』 南窓社、2004年
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1第1章 愛にひたる
2第2章 祈りと肉体
第3章 祈りと肉体
3第4章 さまざまな祈り方
第5章 祈りの段階
4第6章 自然のなかでの祈り
第7章 実存的な祈り
5第8章 静寂主義
第9章 自我、自己、神
6第10章 イエスの神秘
第11章 危機
7第12章 第二の旅
第13章 楽園への帰還
8第14章 実存の恐怖
第15章 夜
9第16章 苦しみの祈り
第17章 愛する
10第18章 対話
第19章 識別
11第20章 社会意識

  

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