○講義概要 |
大学に入り,力学,量子力学を学んできた。これらは主に1粒子の運動の振る舞いを議論する手段である。実際の物質は多くの粒子からなっている。これを議論するのが熱力学,統計力学である。統計力学Iでは主に古典統計力学という,古典力学に従って振る舞う多粒子系の物理を学んだ。本講義では量子力学に従う粒子が多数集まると何が起こるかを講義する。特に電子が複数集まると何が起こるかを,詳しく講義する。次に,現代的な相転移現象の記述を磁性を例にとりながら学ぶ。尚,下記のURLから講義ノートをダウンロードしておくこと。
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○評価方法 |
出席状況(20%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(40%)、中間試験(40%)
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○授業計画 |
1 | 古典統計力学の復習。 |
2 | 古典統計力学の復習。 |
3 | フェルミオン,ボゾンとは? |
4 | フェルミオンの量子統計力学 |
5 | フェルミオンの量子統計力学 |
6 | フェルミオンの量子統計力学 |
7 | フェルミオンの量子統計力学 |
8 | ボゾンの統計力学 |
9 | ボゾンの統計力学 |
10 | フォトンの統計力学 |
11 | 相転移現象とは? |
12 | 相転移現象と磁性:平均場近似 |
13 | 相転移現象と磁性:より進んだ扱い |
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By:上智大学学事部学務課
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