○講義概要 |
電子計算機を応用するためには,ハードウェアの構造・機能を理解した上で,目的に合ったソフトウェアを開発することが必要である。ソフトウェアは具体的なアルゴリズム(処理の方法・手順)を導き,それをプログラム言語を用いて記述することにより作成される。本講義では,手続き向きの言語としてC言語を取り上げ,ハードウェアの動作と関連づけて種々のアルゴリズムとそのプログラミングについて述べる。「基礎科目演習I」の並行履修が要求され6回の実習を行う。
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○評価方法 |
出席状況(10%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(80%)、小テスト等(10%) 期末試験の成績,及びいくつかの課題に対するプログラムと実行結果のレポートに基づいて評価を行う。
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○授業計画 |
1 | ハードウェアとプログラミング言語、演算子と入出力 |
2 | 条件と分岐、switch文による選択 |
3 | 繰り返しループ、最大公約数、マクローリン展開 |
4 | 関数の定義、ニュートン法、数値積分 |
5 | 再帰的関数、乱数の発生、モンテカルロ法 |
6 | 配列、ソーティング、素数の発生 |
7 | 中間試験 |
8 | 表計算、文字列処理、文字列の比較 |
9 | グラフ表示、ポインタ変数とアドレス演算子 |
10 | 最小自乗法、構造体変数と配列、2分探索 |
11 | 木構造のポインタ表現、共用体とピット演算 |
12 | ファイル、行列式と逆行列 |
13 | 連立1次方程式の解法 |
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By:上智大学学事部学務課
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