2005年度上智大学シラバス

◆HISTORY OF ECONOMICS 2 - (後)
HIRAI TOSHIAKI
○講義概要
われわれが生活を営んでいる社会経済システムは,市場社会とか資本主義社会とか呼ばれている。この社会はどのような特徴を有する社会なのか,そしてそれはどのように評価されるべきものなのか。本講義では,これらの問題を考えていくための素材が提示される。19世紀中葉から現在に至る経済学を理論史,思想史の両面から学ぶ(前期とは独立しているが、あわせてとることが望ましい)。
○評価方法
出席状況(30%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(70%)
平常点とテストによる総合評価
○テキスト
『下記ホームページに講義用ノートを掲載していく予定』
○必要な外国語
英語
○他学部・他学科生の受講

○ホームページURL
http://www.geocities.jp/olympass/index.html
○授業計画
1経済学史マニフェスト
2第一次大戦前のイギリス社会
3限界革命
4新古典派経済学の興隆
5新古典派の代表的理論
6ヴィクセル・コネクション
7ケンブリッジの経済学者
8ケインズ(1)― 経済理論家
9ケインズ(2)― 経済政策立案家
10戦間期の市場社会観―ケインズ、シュムペーター、ハイエク、ミュルダール
11新古典派総合―IS-LM理論と「一般均衡理論」
12マネタリズムおよび合理的期待形成
13市場社会システムの基本的考察
14わが国における経済政策論争―批判的評価

  

Copyright (C) 2004 Sophia University
By:上智大学学事部学務課