○科目サブタイトル |
スペイン美術史--先史時代からゴシックまで
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○講義概要 |
アルタミラの洞窟壁画から中世末期のゴシック美術にいたる、スペイン美術の流れを概観する。特に、8世紀から15世紀まで続いたレコンキスタの過程において、西欧的なるものとイスラム的なるものとの融合がスペイン美術に与えた特殊性を明らかにするとともに、同時代のイタリアやフランスの動向にも言及しつつ、ピレネーの北側では異質なものと見なされがちなスペイン美術を、西洋美術全体の流れの中に位置づけることをも目指す。
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○評価方法 |
期末試験の成績に、出席状況、授業態度を加味して総合的に評価する。
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○授業計画 |
1 | イントロダクション--スペイン美術の流れ |
2 | アルタミラの洞窟壁画と古代イベリア美術 |
3 | 帝政ローマ期の美術 |
4 | 西ゴートとアストゥリアスの美術 |
5 | モサラベの建築 |
6 | モサラベの絵画--ベアトゥス黙示録写本 |
7 | スペインのイスラム美術--コルドバのメスキータ |
8 | スペインのイスラム美術--アルハンブラ宮殿 |
9 | サンティアゴ巡礼路のロマネスク聖堂 |
10 | カタルーニャのロマネスク美術 |
11 | ムデハル建築 |
12 | ゴシックの大聖堂 |
13 | ゴシックの絵画と彫刻 |
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By:上智大学学事部学務課
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