2005年度上智大学シラバス

◆西・西米文学史 - (通)
清水 憲男
○講義概要
スペイン文学の起源から今日にいたるまでの流れを巨視的に把握することと、さらに現代イスパノアメリカ文学の隆盛にいたる経緯を理解することを目的とする。また、文化史的背景を知ることによって文学史の統合的理解ができるようになることも心がける。なお、邦訳のある作品に関してはコピーを適宜配布し、その内容の評釈も重視してゆく。
○評価方法
出席状況(20%)、授業参画(10%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(35%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(35%)
○テキスト
『教科書は特に指定しない。』
○参考書
『初回の授業で日本語による基本文献を紹介する他、講義の中で適宜参考文献を紹介してゆく。』
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1文学史を学ぶ意義、スペイン文学とスペイン語文学の問題を起点として本講義の特性を概説し、具体的にスペイン語文学の出発点を説明する。
2これ以降、中世文学から時代的に追い、進度は解説する文学史事項の重要度、学生の理解度を勘案しながら進める。

  

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