◆アメリカ経済史B(特殊講義) - (後)
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上山隆大
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○講義概要 |
この講義では、アメリカにおける技術革新の歴史と現状をあつかう。アメリカをそのほかの国々、たとえばかつての故郷であるヨーロッパ諸国と較べたとき、もっともアメリカを際だたせている特徴は、アメリカだけがテクノロジーの無限の可能性をきわめて素朴に信じていることかもしれません。このコースでは、なぜどのようにアメリカの中に、この独特のテクノロジー信奉とそれを経済的に最大限に利用する環境が生まれてきたのか、それは現在もどのように変化を続けているのか、について歴史的な背景をふまえて講義します。と同時にこの講義では、リーディング・アサインメントに基づいて、授業への参加を求めます。
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○評価方法 |
出席状況(40%)、授業参画(30%)、レポート(30%)
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○テキスト |
『かなりの分量のリーディングが課せられます。後期にリーディングリストを配ります。』
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○授業計画 |
1 | アメリカにおけるテクノロジー |
2 | アメリカ的生産方式と大量生産 |
3 | 歴史の中の「パテント」 |
4 | パテントと技術革新 |
5 | イノベーションの環境1:アメリカにおける大学と技術革新 |
6 | イノベーションの環境2:戦後の政府支出と技術革新 |
7 | イノベーションの環境3:政府予算に支えられた産業 |
8 | イノベーションの環境4:戦後と大学と技術革新 |
9 | イノベーションの環境5:産学連携の始まり |
10 | リサーチパーク |
11 | スタンフォード大学とシリコンバレー |
12 | 大学とパテント:光と影 |
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By:上智大学学事部学務課
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