○講義概要 |
昨年度に引き続き、奈良時代の政治史について講義する。 今年度は藤原仲麻呂政権から称徳・道鏡政権の成立まで を取り扱う。従来の研究とは異なる研究成果を披露して、 学界をリードする意欲を聴講者に植え付けるよう努める。
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○評価方法 |
出席状況、授業参画、リアクションペーパー、レポート 各自が作成した講義ノートと自習ノートを提出させ、総合的に判定する。
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○授業計画 |
1 | 第一部 藤原仲麻呂の行財政改革 政権確立後の治績 |
2 | 〃 |
3 | 門閥主義の否定による官僚制の実現 姓制度の実現 |
4 | 〃 |
5 | 原・公卿補任の編纂 |
6 | 原・新撰姓氏録の編纂 |
7 | 国史・続日本紀の編纂 |
8 | 右大臣就任後の治績 権力基盤の強化と辺境対策 |
9 | 〃 |
10 | 外交政策 東アジア情勢の緊迫化―安史の乱 |
11 | 〃 |
12 | 対朝鮮外交―北風と太陽 |
13 | 政治情勢の変化 太政大臣就任後の治績 |
14 | 〃 |
15 | 〃 |
16 | 光明皇太后の死と飛鳥新京 |
17 | 北京の造営と鎮護寺・石山寺 |
18 | 〃 |
19 | 北京・保良宮の恋―孝謙上皇と道鏡 |
20 | 藤原仲麻呂政権崩壊へ 仲麻呂政権ゆらぐ |
21 | 〃 |
22 | 政体分裂へ |
23 | 〃 |
24 | 仲麻呂政権をめぐる紀朝臣氏の内部抗争 |
25 | 〃 |
26 | 仲麻呂追放の謀略―紀朝臣益女と道鏡 |
27 | 〃 |
28 | 仲麻呂の乱 乱の経過 |
29 | 仲麻呂政権崩壊の意味するもの |
30 | 敗れし者への共感 |
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By:上智大学学事部学務課
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