Syllabus system

2005年度上智大学シラバス

◆Law and Practice of International Business Transactions　－　（後）

森下　哲朗,Bryan Dunn

○講義概要

会社法、契約法等、国際取引に深く関係する法領域について、国際取引において広く準拠法として用いられているイングランド法を中心に概観した後、近時の国際事業活動において極めて重要となっている代理店・販売店、ライセンス契約、Ｍ＆Ａ、ジョイントベンチャーといった国際的な事業提携を中心に、国際取引の法と実務について講義する。授業は全て英語で行われ、また、教材も殆ど英語である。

○評価方法

授業時間中の参加状況及びレポートにより評価する予定。

○テキスト

担当教員が予習用の教材を作成し配布する。

○参考書

特に指定しない。

○他学部・他学科生の受講

否

○授業計画

1	イントロダクション　　　国際取引と法、英米法の特色、コモンローとエクイティ等を扱う。
2	会社　　　会社の設立、コーポレート・ガバナンス等、英国会社法の基本を扱う。
3	会社　　　会社の設立、コーポレート・ガバナンス等、英国会社法の基本を扱う。
4	パートナーシップ　　　会社と対比しながら、英国のパートナーシップに関する法の状況を扱う。
5	契約　　　英国の契約法の基本的事項を扱う。
6	代理店・販売店　　　国際的な代理店・販売店取引の実務と法的論点を扱う。
7	ライセンス契約　　　知的財産権法の基本を確認のうえ、国際的なライセンス契約の実務と法的論点を扱う。
8	Ｍ＆Ａ　　　３回にわたり、国際的Ｍ＆Ａの実務と法的論点を扱う。
9	Ｍ＆Ａ　　　３回にわたり、国際的Ｍ＆Ａの実務と法的論点を扱う。
10	ジョイント・ベンチャー　　　２回にわたり、国際的なジョイント・ベンチャーの実務と法的論点を扱う。
11	ジョイント・ベンチャー　　　２回にわたり、国際的なジョイント・ベンチャーの実務と法的論点を扱う。
12	労働法　　　英国の労働法について、主として事業再編等の観点から基本的な事項を扱う。
13	ロイヤリング　　　国際弁護士としての実務、求められるべき資質等について講義する。