1 | (10/04/05(T)) 1 序(外国法を学ぶ意義、その際に必要な姿勢などについて概略する) (1)英米法とは何か;(2)なぜ英米法を学ぶのか:比較法,外国法研究の意義;(3)英米法の特徴;(4)イギリス法とアメリカ法;(5)英米法の調べ方(判例集、法令集、オンラインデータベースの利用方法);(6)一応の目標 |
2 | (10/11/05(T)) 2-4 判例法主義(英米における法の基本的形式である判例法について、合衆国最高裁判所の判例に実際にあたりながら、判例法主義のあり様を学ぶ) (1)第1次的法源としての判例法;(2)先例拘束性の原理 |
3 | (10/18/05(T)) 2-4 判例法主義 2)先例拘束性の原理;(3)先例拘束性の原理の変容:(4)帰納的思考方法 |
4 | (10/25/05(T)) 2-4 判例法主義 (3)先例拘束性の原理の変容:(4)帰納的思考方法 |
5 | (11/08/05(T)) 5-6 陪審制度(英米法の最大の特徴の1つである陪審制度について、実際の陪審の評議を映したビデオ教材などを利用しつつ、その制度的特徴および社会的な意義を学ぶ) (1)陪審制度の起源および歴史 |
6 | (11/15/05(T)) 5-6 陪審制度 (2)陪審の制度的枠組み;(3)陪審制の長所・短所;(4)陪審制度から見える英米法の特徴 |
7 | (11/22/05(T)) 7-8 訴訟手続の特徴(英米の訴訟の特徴を日本法との対比で学ぶ) (1)当事者主義構造:直接主義,口頭主義 |
8 | (11/29/05(T)) 7-8 訴訟手続の特徴 (2)争点の明確化(準備)の重要性;(3) 証拠法の発展;(4)裁判官による陪審評決のコントロール:説示と事前後の審査;(5)上訴 |
9 | (12/06/05(T)) 9-10 英米法の歴史:コモン・ローとエクイティ(英米法の1つの特徴として、法の多元性、歴史的継続性があげられる。多元的な法の中でも中心に位置するコモン・ローとエクイティについて、その歴史的な生成過程にも目を向けながら学ぶ) (1)歴史的継続性:法典化の不存在,各論的思考;(2)法の多元性 |
10 | (12/13/05(T)) 9-10 英米法の歴史:コモン・ローとエクイティ (3)コモン・ロー;(4)エクイティ |
11 | (12/20/05(T)) 11-13 私人による法の実現(英米法に特徴的な考え方として、一般市民にとって法を使いやすくしておくことによって、法の利用を促進し、そこから法の目的を実現していこうという発想がみられる。そのような考え方の意義を学ぶ) (1)法へのアクセスの拡大 |
12 | (01/10/06(T)) 11-13 私人による法の実現 (2)損害賠償の多様性: 懲罰的賠償を中心に |
13 | (01/17/06(T)) 11-13 私人による法の実現 (3)日本法への示唆 まとめ:英米法とは何か,質問など |