2005年度上智大学シラバス

◆法文書作成 - (後)
更田 義彦,越智 敏裕
○講義概要
一定の法律的知識を習得した学生を対象として、法律的な文書を作成するための基本的な心得及び技能を習得する。学生には具体的設例や模擬記録に基づく課題提出及び報告を求め、双方向的な授業を行う。課題については随時、添削指導も行い、授業での討議の素材とする。また、文書作成の技能訓練にとどまらず、作成する文書や事例ごとに必要な実務的視点や感覚が身につくように配慮する。(更田義彦教授) 教材となる設例・資料をあらかじめ、越智とともに作成し、主として1、8~12の授業を担当する。提出された課題については、随時添削し、講評を行う。また、評価に当たっては、両名で十分に協議する。(越智敏裕助教授) 教材となる設例・資料の作成を、授業開始前に、更田とともに行う。授業では、1~7、13を担当する。提出された課題については添削を行い、授業において講評を行う。また、評価に当たっては、両名で十分に協議する。
○評価方法
課題と授業への参加態度を総合評価する。
○テキスト
課題に関する資料・設例等に関する教材を用意する(実費負担)。
○参考書
適宜、指示する。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1弁護士としての法文書作成の意義
2一般民事事件の受任から終結に至るまでの法文書作成
3一般民事事件の受任から終結に至るまでの法文書作成
4一般民事事件の受任から終結に至るまでの法文書作成
5一般民事事件の受任から終結に至るまでの法文書作成
6一般民事事件の受任から終結に至るまでの法文書作成
7一般民事事件の受任から終結に至るまでの法文書作成
8通告、通知の検討・作成
9意見書、調査報告書、鑑定書の検討・作成
10契約書、合意書、示談書、遺言書、就業規則、議事録、定款等の文書の検討・作成
11契約書、合意書、示談書、遺言書、就業規則、議事録、定款等の文書の検討・作成
12契約書、合意書、示談書、遺言書、就業規則、議事録、定款等の文書の検討・作成
13刑事事件に関する書面   弁護活動に関する文書の作成について留意点を学ぶ。

  

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