2005年度上智大学シラバス

◆刑事訴訟法基礎 - (前)
長沼範良
○講義概要
法学未修者を対象とした刑事訴訟法の講義。法曹となるために必要な刑事手続に関する基本的知識を理解させるために、刑事手続の流れに沿って講義する。手続法の思考様式に慣れることにより、その後に展開される「刑事訴訟法」、「訴訟実務基礎」にスムーズに進めるようにする。本講義では、通常の刑事手続で問題となるさまざまな事項について、訴訟において実現されるべき利益がどのように調整されるのか、具体的に検討する。刑事手続の現状について十分な知識と理解が得られることを目標とする。
○評価方法
前期学期末試験(定期試験期間中)(70%)
平常点(出席状況、授業参画、レポートの合計)が30%
○テキスト
井上正仁=長沼範良=酒巻匡=大澤裕=川出敏裕=堀江慎司『ケースブック刑事訴訟法』 有斐閣、2004年
寺崎嘉博=長沼範良=田中開『刑事訴訟法(第2版)』 2005年、有斐閣
○参考書
松尾浩也=井上正仁『刑事訴訟法の争点(第3版)』2002年、有斐閣
井上正仁『刑事訴訟法判例百選(第8版)』2005年、有斐閣
○必要な外国語
なし
○他学部・他学科生の受講

○ホームページURL
なし
○授業計画
1以下に示すのは、教科書1の該当箇所である。詳しい内容(取り上げる設例、問題など)は、新入生ガイダンスにおいて示す。
第1章から第3章まで
2第4章、第5章
3第6章
4第7章、第8章
5第9章から第11章まで
6第12章から第14章まで
7第15章
8第16章から第17章まで
9第18章から第20章まで
10第21章、第22章、第27章
11第23章、第24章
12第25章、第26章
13第29章から第32章まで

  

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