2005年度上智大学シラバス
| ○講義概要 |
近代憲法は、「国民主権」を基礎に「権利の保障」と「権力の分立」を不可欠の要素とする。これらの原理は、その後、さまざまな現代的変容をこうむることになるが、今なお、憲法の根幹をなす基本原理である。それを意識しつつ、かかる憲法として位置づけられる日本国憲法について講ずる。限られた時間数から、「権利の保障」にウェイトを置き、しかも、細部の議論については割愛せざるをえないが、できるかぎり具体の事例を引きつつ、原理の理解が深まるように努めたい。
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| ○評価方法 |
期末試験の成績、課題として提出したペーパー、出席状況を踏まえ、総合評価する。
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| ○テキスト |
芦部信喜〔高橋和之補訂〕『憲法〔第３版〕』 岩波書店
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| ○参考書 |
芦部信喜・高橋和之・長谷部恭男編『憲法判例百選Ⅰ・Ⅱ〔第４版〕』有斐閣
野中俊彦・中村睦男・高橋和之・高見勝利『憲法Ⅰ・Ⅱ〔第３版〕』有斐閣
高見勝利『芦部憲法学を読む』有斐閣 このほか、必要な参考文献は、講義の都度、適宜指示する。
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| ○授業計画 |
| 1 | 憲法総論 憲法の意味、憲法規範の特質、立憲主義の意義とその展開などについて講ずる。 |
| 2 | 日本国憲法の位置 |
| 3 | 日本国憲法の位置 |
| 4 | 憲法の保障と違憲審査制 |
| 5 | 憲法の保障と違憲審査制 |
| 6 | 基本的人権総論 |
| 7 | 基本的人権総論 |
| 8 | 基本的人権総論 |
| 9 | 幸福追求権 |
| 10 | 法の下の平等 |
| 11 | 精神的自由権－内心の自由 |
| 12 | 精神的自由権－内心の自由 |
| 13 | 精神的自由権－内心の自由 |
| 14 | 精神的自由権－表現の自由 |
| 15 | 精神的自由権－表現の自由 |
| 16 | 精神的自由権－表現の自由 |
| 17 | 経済的自由権 |
| 18 | 経済的自由権 |
| 19 | 人身の自由 |
| 20 | 国務請求権と参政権 |
| 21 | 社会権 |
| 22 | 国会 |
| 23 | 国会 |
| 24 | 内閣 |
| 25 | 裁判所 |
| 26 | 財政と地方自治 |
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By：上智大学学事部学務課
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