2005年度上智大学シラバス

◆演習Ⅱ - (後)
畠山 武道
○科目サブタイトル
アメリカおよび諸外国の最近の環境法理論を学ぶ
○講義概要
 環境法Ⅱの講義と平行し、アメリカおよび世界各国の最近の自然保護理論と実際の政策の動向を学びます。より深く自然保護の最新の理論を知りたい人、アメリカおよび諸外国の環境法の研究をめざす人などの参加を期待します。教材は、すべて畠山が執筆したものを使いますので英語能力は必要ありませんが、レポート等の執筆をめざす人は、自主的に英語文献を読めることが必要です。
○評価方法
出席状況(30%)、授業参画(35%)、レポート(35%)
○テキスト
畠山武道『アメリカの環境保護法』 北海道大学図書刊行会・1992年
畠山武道『アメリカ環境訴訟と原告適格(仮題)』 未定(2005年夏予定)
○参考書
畠山武道・柿澤宏明『生物多様性の保全と環境政策』未定(2005年冬予定)
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1<4単位であるが、9・10・11・12時限を用い、後期のみで終了する。そのため2週分を1回に記載>
(1)(2)世界各国の自然保護-エコシステムマネジメントの課題と展望
2(3)(4)アメリカにおけるエコシステム管理とコラボレーション
3(5)(6)北欧諸国の環境政策・森林政策
4(7)(8)ニュージーランドの環境政策と地方分権
5(9)(10)アメリカ国有林管理と最近の森林政策
6(11)(12)オレゴン・ワシントン州におけるサケの保護とダム撤去問題
7(13)(14)アメリカ国立公園管理とレジャー公害
8(15)(16)アメリカの海岸や干潟を守る(沿岸域管理とアクセス権)
9(17)(18)アメリカ環境訴訟(司法審査訴訟の原告適格①)
10(19)(20)アメリカ環境訴訟(司法審査訴訟の原告適格②)
11(21)(22)アメリカ環境訴訟(市民訴訟とムートネス)
12(23)(24)自然に原告適格はあるか
13(25)(26)クリントン政権の環境政策、ブッシュ政権の環境政策
14(27)(28)課題研究・プレゼンテーションと討論
15(29)(30)課題研究・プレゼンテーションと討論

  

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By:上智大学学事部学務課