2005年度上智大学シラバス

◆演習Ⅰ - (前)
柳下 正治
○講義概要
 演習においては、できる限り国内外において現在緊急な対応が要求されている環境問題や環境政策課題を取り上げ、実社会との接点を持った形で研究教育活動を推進する。具体的には、地球温暖化、国際環境政策、廃棄物・リサイクル・循環型社会システムの構築、自動車環境問題等をテーマとして取り上げることが考えられる。
演習の進め方は、関連の基礎的な文献の講読、関連資料の収集・分析等を実施し、その内容について討論を行うことを通じ、理解を深める。また、調査研究のための理論的フレームワーク及び仮設の構築、研究方法の理解、結果の考察と理論モデルの更なる展開を目指して、各自のテーマを基にした研究発表とディスカッションを行う。更に、現実の問題について理解を深めるために、フィールドリサーチ、関連する個人・組織等に対するヒアリング・意見交換等をできるだけ精力的に実施し、既存の政策内容、政策立案の過程における問題点等を把握し、評価を試み、その結果を踏まえ政策提言を試みる。
これらの活動を通じて、環境問題及び環境政策の本質を理解し、環境政策の企画立案・推進及び環境政策研究に必要な資質・能力を身に付ける。
○評価方法
出席状況(25%)、授業参画(25%)、リアクションペーパー(25%)、レポート(25%)
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1オリエンテーション
自己紹介
演習の進め方に関して指示
演習のスケジュール調整

  

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