2005年度上智大学シラバス

◆社会福祉政策学 - (前)
栃本一三郎
○講義概要
医療、看護、介護、社会福祉、教育領域において研究や専門職業人としての知識・技術を学ぶ上で、社会政策の知識は欠かせない。社会政策学の内容とともに社会福祉政策に関する理論について演習方式で学ぶ。主としてヨーロッパにおけるソーシャルポリシー、ゾチアルポリティークなどについてそれぞれの国の社会政策の実施状況、体系とともに、社会政策学が学問的にどのように位置づけられ、社会政策学における社会政策の課題および現実の社会保障施策に関する評価、さらにその中で用いられる分析手段などについて最新の文献を併読しながら、ディスカッションしていく。
○評価方法
出席状況(30%)、授業参画(30%)、レポート(40%)
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1教員による講義とともに参加者の発表をおこないながら授業を進める。開講時に授業計画について提示するが、おおよそ次のような内容となる。
社会政策についての一般的理解
2社会政策と社会保障、そして社会福祉政策
3各国の社会保障の体系
4各国の社会政策概念
5社会政策各領域の課題(わが国)
6社会政策各領域の課題(ヨーロッパ)
7ジャーナル・オブ・ソーシャルポリシー所収の注目論文

  

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