2005年度上智大学シラバス

◆心理統計法特論 - (後)
服部環
○講義概要
本講では,まず重回帰分析と因子分析を中心として多変量解析法について学び,それを基礎として構造方程式モデリングについて学ぶ。構造方程式モデリングは多数の下位モデルを有するが,確認的因子分析,(潜在変数を伴う)パス解析,成長曲線モデル,多母集団の同時分析などを取り上げる。講義とコンピュータソフトを用いた演習を並行して進める。
○評価方法
出席状況(80%)、レポート(20%)
○テキスト
狩野 裕・三浦麻子 現代数学社
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1多変量解析の基本
主要な基本統計量(平均、分散、共分散、標準偏差、相関など)の復習・学習
2重回帰分析の基礎
3構造方程式モデリングのためのソフトウェアの基礎
4観測変数のパス解析
5ソフトウェアを用いた演習
6因子分析(確認的因子分析と探索的因子分析)
7因子分析(確認的因子分析と探索的因子分析)
8モデル母数の推定と推定の論理、そして、モデルの適合性
9潜在変数のパス解析
10ソフトウェアを用いた演習
11縦断的データの解析
12現代テスト理論
13ソフトウェアを用いた演習

  

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