2005年度上智大学シラバス

◆国際法社会学研究指導 - (通)
川口 和子
○講義概要
各自が選択するテーマに合わせて、主に複雑システムのダイナミックスという観点から研究指導を行う。国際関係の動態において国際法や組織がどのように形成され、機能し、変動するかを考察する。その際、理念・規範・法等の当為の体系と、それを実現する国家行動などの現実とを、認識の上で明確に区別すること、何と何の関係を取り出し、何を捨象しているかを明確にすることに注意しつつ指導する。
○評価方法
日頃の研究及び議論と期末のレポート提出で評価する。
○テキスト
廣瀬和子『紛争と法―システム分析による国際法社会学の試み―』 勁草書房
廣瀬和子『国際法社会学の理論―複雑システムとしての国際関係―』 東京大学出版会
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1今年度はサバティカルのため、原則として予約により、木曜日3:15-4:50pmに行う。

  

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