2005年度上智大学シラバス
◆マス・コミュニケーション調査特講 - (通)
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藤田高弘
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○講義概要 |
社会の様々な事象を科学的に把握するために調査は現代的社会科学にとって不可欠なものであるが、メディアを対象とした研究でも同様であり、実際にさまざまな調査研究が行われている。 本講義では、社会調査法の基礎を学び、調査を計画設計、実施し、さらに成果をまとめる能力を習得することを目的とする。 最初に社会調査がどのように発展してきたかを概観する。 次に社会調査には、大別して量的調査と質的調査がある。量的調査は、世論調査や各種の意見調査などに見られるアンケートを中心とした方法であり、質的調査は、インタビューや観察といった手法であるが、これらの特徴についても論じる。 また後期には、量的調査に必要不可欠な統計的な分析についても、コンピュータを利用して実習する。
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○評価方法 |
議論への参加、出席、取り組みの様子による総合評価
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○授業計画 |
1 | 前期では、社会調査法の概要について、マスコミニュケーション研究との関連において講義を展開するとともに、量的調査にとって重要なアンケート調査の質問票の設計について学習する。 後期では、コンピュータを利用して統計解析の実際について実習する。 |
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By:上智大学学事部学務課
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