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2005年度上智大学シラバス

◆米州のマス・メディア論特講　－　（通）

藤田博司

○講義概要

アメリカのジャーナリズム状況を概観し、とくに1980年代以降のメディアの変容と、これがジャーナリズムにもたらした影響を検討する。欧米の報道資料、研究報告などを材料に、メディア企業の巨大化、報道の娯楽化など、ジャーナリズムの変質を促す流れをたどり、現在のジャーナリズムが抱える問題点を考える。授業では、研究課題を事前に受講生に割り振り、それぞれの発表を中心に討論するゼミ形式で行なう。

○評価方法

出席状況(30%)、授業参画(30%)、レポート(40%)

○必要な外国語

英語

○他学部・他学科生の受講

否

○授業計画

1	前期はアメリカ・ジャーナリズムの抱える問題を包括的に理解することを目指す。後期は具体的な事例を詳細に検討することで、問題の理解をさらに深めることに努める。