2005年度上智大学シラバス
| ○科目サブタイトル |
日本における精神保健福祉の歴史・現状・課題
|
| ○講義概要 |
精神保健福祉研究は、1995年に精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(精神保健福祉法)が制定されて、精神保健・医療領域の福祉と精神障害者福祉を統合する研究として発展しつつある。本講義では、日本において、精神医療における福祉、精神保健における福祉、そして精神障害者福祉が認知されてきた歴史を検討し、精神保健福祉研究の現状と問題点を明らかにする。そして、精神保健福祉研究を発展させていく今後の課題について講義する。 本講義は、集中講義で実施する。4月15日の7-8時限及び9-10時限と4月16日の5-6時限と7-8時限に講義を行うことを決定しているが、他の講義時間については、4月15日に受講学生と話し合って、決定して行う。
|
| ○テキスト |
藤井 達也『精神障害者生活支援研究』 学文社 2004年 浅野 弘毅『メンタルヘルス・ライブラリー3 精神医療論争史』 批評社 2000年 石川 信義『心病める人たち』 岩波新書 1990年
|
| ○授業計画 |
| 1 | 精神保健福祉研究への招待 |
| 2 | 精神医療の歴史 |
| 3 | 精神衛生の歴史 |
| 4 | 精神保健の歴史 |
| 5 | 障害者福祉の歴史 |
| 6 | 精神障害者福祉の歴史 |
| 7 | 精神障害者福祉の現状 |
| 8 | 海外の精神医療や精神障害者福祉との比較1 |
| 9 | 海外の精神医療や精神障害者福祉との比較2 |
| 10 | 精神保健福祉研究の現状 |
| 11 | 精神保健福祉研究の問題点 |
| 12 | 精神保健福祉研究の今後の課題 |
| 13 | 精神保健福祉研究の可能性 |
|
Copyright (C) 2004 Sophia University
By:上智大学学事部学務課
|