上智 大学院 言語科学研究科 2024
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─ 204 ─理論言語学、個別言語学、及び応用言語学に関して国際的視野で独創的研究を行える研究者を養成する。また、言語聴覚障害学の基礎および臨床における研究者を養成し、さらに、英語による授業を通じて、英語教育に携わる教師を養成する。理論と実践が伴った国内外で活躍できる日本語教師も養成する。 本課程では、言語という人間の最も根本を成す能力を探求することにより、本学の設立目的及び使命を果たそうとする人材の養成を目的として、学生が修了時に身につけるべき能力や知識を次のように定めています。修了要件を満たし論文審査に合格すれば、これらを身につけたものと認め、学位を授与します。 1. 幅広い言語学の分野から自らの専門領域を確立させるため、初年度より各々の分野で所定の科目履修をすることにより得た、言語研究の現状理解と方法論 2. 解決すべき問題を研究課題という適切な形式で問う力 3. 問題解決のために最も適切なデータ収集、および分析を行い、意味のある解を見つけ出す力 4. 言語学の基礎概念と方法論を広い視野に立って身につけ、学究的な思考方法を学び、特定の専門領域を究明する力 5. 結果の意味づけができ、専門性を活かして社会に貢献する力 本課程では、言語という人間の最も根本を成す能力を深くかつ広く探求することにより、本学の設立目的及び使命を果たそうとする人材の養成を目的として、学生が修了時に身につけるべき能力や知識を次のように定めています。修了要件を満たし論文審査に合格すれば、これらを身につけたものと認め、学位を授与します。 1. 博士前期課程で身につけた専門領域での方法論と知識をもとに、オリジナリティのある研究を行い論文にまとめる力 2. 独力で高度の研究を遂行することができる学究的能力 3. 言語学および関連諸科学に関する高度に専門的な理論および方法論に熟達した自立した研究者として、国際的なレベルで認められるような学術論文を完成させる力 本課程では、ディプロマ・ポリシーに沿って、言語を学術的に深く考察するよう、以下の趣旨を盛り込んだ科目によってカリキュラムを編成しています。 1. 専門の如何にかかわらず言語に関する基礎的な知識を修得する。そのために各コースにおいては以下の科目を必修科目と指定しており、できる限り1年目で履修させる。 1)言語学一般:音声学・音韻論基礎、統辞論基礎 2) 言語聴覚研究:言語聴覚障害学特論、言語聴覚障害研究法B(実験計画法)、言語聴覚障害研究法D(文献講読) 3) 英語教授法:Introduction to TEFL in Japan、Second Language Acquisition、Introduction to Linguistics 1.言語科学研究科の教育研究上の目的及び人材養成の目的 2.各専攻のディプロマ・ポリシー 言語学専攻 3.各専攻のカリキュラム・ポリシー 言語学専攻 【博士前期課程】 【博士後期課程】 【博士前期課程】

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