なお、博士論文に関しては、心理学専攻博士論文内規に基づき、専攻における構想発表会を経たものであること(心理学専攻内規を参照)。 ─ 136 ─【研究指導スケジュール】 【博士論文審査基準】 4月に実施する専攻ガイダンスで配布する「博士後期課程における研究スケジュール」にて、詳細を確認すること。 自立した研究者として研究を継続遂行し、当該分野・領域の研究において、将来にわたり独自の貢献を行うことができる能力を有することが認められること。なお、ディプロマ・ポリシーに掲げた能力等を把握するために、提出された論文を次の水準及び審査項目について審査する。 1) 問題設定:問題意識が明確で、課題設定が適切であること。 2) 先行研究の理解:先行研究を適切に検討、吟味していること。 3) 研究方法・分析方法:研究目的に対し、研究方法等が適切であること。 4) 論文構成:論文構成が的確で、論理展開に整合性、一貫性があること。 5) 研究の位置づけ:当該分野、領域における社会的・学術的な意義が認められること。 6) 独創性:全体を通して学術的独創性が認められること。 7) 倫理的配慮:研究方法の適切性に留意し、研究対象に対する適切な倫理的配慮を行っていること。各種学会、大学等が定める倫理基準を満たしたものであること。 8) 形式面:以下の形式面が整っていること。 1.章・節の構成が適切であり、目次を見ることで全体の論旨が予想できること。 2.文章が明快で、論旨が明確に理解可能であること。 3.引用が適切で、引用文献表がきちんと整えられていること。 4.論文、引用の基本的体裁が「アメリカ心理学会出版マニュアル」および日本心理学会の「執筆・投稿の手引き」に準拠したものであること。
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