上智 大学院 文学研究科 2024
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─ 18 ─幅広い教養と柔軟な思考力を持ち、世界と未来に開かれた新しい知を創造する力を伸ばすために、文化の総体の探究、現代社会との連結、語学能力の重視に重点を置いた実践教育を行い、社会、文化の発展に貢献しうる人材を養成する。 前期課程では、研究者の養成を目指すとともに、高度な専門知識によって職業的能力を向上させる。後期課程では、国際的な水準で広く活躍し、将来、各々の分野で研究・教育に携わる人材の育成を期する。 本課程では、学生が修了時に身につけているべき能力や知識を次のように定めています。修了要件を満たし論文審査に合格すれば、これらを身につけたものと認め、学位を授与します。 1. 西洋哲学史全般に関する基礎知識をもとに、各自の研究テーマを掘り下げて、じっくり考える力と、時流に流されない深い学識 2. 現代社会のグローバルな危機に対して、対症療法に終わらない深い次元から解決の方向を見出す洞察力と賢慮 3. 複数の外国語(英・独・仏・ギリシア・ラテン)を読む力と難解な古典文献の読解力 4. 書き言葉と話し言葉の両面にわたる適切な表現の能力および文化的に異なる背景をもった人々を説得できる力 5. 専門分野の研究実践能力を獲得し、修士論文をまとめる力 本課程では、学生が修了時に身につけるべき能力や知識を次のように定めています。修了要件を満たし論文審査に合格すれば、これらを身につけたものと認め、学位を授与します。 1. 論文の個人指導や国内外の研究者との交流を通して得た知識により、学会での発表ができる能力と、それらを踏まえ博士論文としてその成果をまとめる能力 2. 複数の外国語(英・独・仏・ギリシア・ラテン)を読む力と難解な古典文献の読解力 3. 書き言葉と話し言葉の両面にわたる適切な表現の能力および文化的に異なる背景をもった人々を説得できる力 4. 専門研究者として、大学等の高等教育機関において教育・指導にあたる能力 本課程では、学生が修了時に身につけるべき能力や知識を次のように定めています。所定の単位を修得し、研究指導を受けたうえで修士論文を提出し、その審査に合格すれば、これらを身につけたものと認め、学位を授与します。 1. 明確な問題意識に基づいてテーマ設定ができ、歴史研究の知識向上に寄与できる力 2. 先行研究を十分に検討・吟味し、出典の記載や引用を適切に行うことができる力 3. 史・資料に基づいた実証研究を行うことができる力 4. 論文作成において、的確な論文構成や整合性のある論理構成をとることができる力 5. 適切な言語表現ができ、論文全体を整った体裁にまとめることができる力 1.文学研究科の教育研究上の目的及び人材養成の目的 2.各専攻のディプロマ・ポリシー 哲学専攻 史学専攻 【博士前期課程】 【博士後期課程】 【博士前期課程】

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