上智 大学院 文学研究科 2024
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─ 39 ─【博士論文審査基準】 2.授業科目の編成・単位 3.履修上の注意 ディプロマ・ポリシーに掲げた能力等を把握するために、提出された論文を次の水準及び審査項目について審査する。 1) 問題意識が明確で、テーマ設定が適切であり、対象分野に関する新しい史実の発見、ないしは既知の史実に対する新しい解釈の提示をしていること。 2) 先行研究が網羅的に検討・吟味されており、出典記載や引用が適切になされていること。 3) 史・資料に基づいた実証研究であること。 4) 論文構成が的確で、論理展開に整合性と一貫性があること。 5) 論文の言語表現が的確であり、目次・注・付録(図表・史料・参考文献表など)に関する体裁が整っていること。 6) 当該分野における独創的かつ先端的な研究であり、執筆者が自立的研究者として研究を遂行する能力があることを証明する研究であること。 博士論文演習Ⅰ 博士論文演習Ⅱ 1)「史学専攻履修上の注意」(4月専攻別院生ガイダンスで配付)に従って履修すること。 2)後期課程生は、専任教員1名を指導教員として定め、所定の科目を履修するとともに、指導教員と密接に連絡し、学位論文や研究報告の作成を行うこと。 3)「研究計画書」、「研究報告書」の提出については、【研究指導スケジュール】を参照すること。 4)指導教員の開講する「博士論文演習Ⅰ」「同Ⅱ」を合計で12単位修得すること(ただし、大学の交換留学制度で指定された外国の大学にて勉学する場合は、その限りではない)。 5)「研究指導」を在学中毎学期受けること。なお、2017年次生以降の学生については、必要な合格科目数(6科目以上)も定められている。「1.修了に要する科目、単位数、科目数などの要件」を参照すること。 6)後期課程生は、指導教員の開講する博士前期課程の「演習Ⅰ」「演習Ⅱ」を履修することが望ましい。なお、これは後期課程の修了要件とはならない。 7)博士論文の提出者は、審査願提出時に、2本以上の研究論文が学術誌に掲載もしくは掲載決定していること。博士論文の提出に関しては、「博士の学位授与に関する史学専攻内規」に従って、所定の手続きをとること。 科 目 名 2 単 位 数 選 必 修 択 2 選 必

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