上智 大学院 文学研究科 2024
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─ 26 ─4. 大学院の社会学分野単位相互互換制度により、他大学大学院の開設科目の履修を認める。 本課程では、ディプロマ・ポリシーに沿って、研究者として自己のテーマ領域を打ち立てるよう、以下の趣旨を盛り込んだ科目によってカリキュラムを編成しています。 1. 在学期間内に博士論文を完成することを目指し、指導教員のもと入学後3か年内に12単位の演習および在学中研究指導を受けさせる。 2. 学位申請論文については、入学後1年を経て論文提出資格を得る試験に合格した者に対して執筆を許可する。 3. 論文執筆前に、自己の研究テーマに関して、日本マス・コミュニケーション学会他、国内外の関連学会において積極的に発表を行うことを推奨し、指導をする。 4. 論文執筆の途中段階において随時、指導教員および当該テーマを専門とする教員による助言と評価を仰ぐことができる体制とする。 5. 論文審査は学外の審査委員(副査)を含む審査委員会によって行われ、公開試験後の審査委員会において合格判定を得られた場合に、学位を授与する。 本課程では、ディプロマ・ポリシーに沿って、多元文化相互の接触や交渉に、幅広い観点から目を向けるよう、以下の趣旨を盛り込んだ科目によってカリキュラムを編成しています。 1. 異文化をどのように捉えるのかをテーマに、さまざまな文化の特質、文化形成の歴史的経緯などを研究する。 2. 文化交渉の手段の一つであり、新しい文化創造の契機にもなる翻訳について、文学と芸術の関わりを含めて研究する。 3. 諸文化が出会うときに生じる軋轢や、受けとめる様相などを見つめ、新しい文化創造に向かう過程に着目して研究する。 4. 研究、論文作成の基本に習熟するために、「論文作成法」を履修し、修士論文作成にそなえさせる。 本課程では、ディプロマ・ポリシーに沿って、本専攻の特色を生かした博士論文作成に向けて、資料の読解、テーマの深化、論文作成の要諦などを教授するよう、以下の趣旨を盛り込んだ科目によってカリキュラムを編成しています。 1. 前期課程で積み上げた基礎知識や修士論文の成果をふまえて、さらに高度な研究をさせる。 2. 開講科目の履修と個別指導を通じ、研究者としての自覚をもたせ、文化創造の基盤となる資料の取り扱いに、さらにみがきをかける。 【博士後期課程】 【博士前期課程】 【博士後期課程】 文化交渉学専攻

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