【修士論文審査基準】 【リサーチ・ペーパー審査基準】 ─ 335 ─【研究指導スケジュール】 各学期の履修計画については、入学時のガイダンスで配布される「地球環境学研究科ハンドブック」を参照すること。 ディプロマ・ポリシーに基づき、地球環境問題や環境学の解明すべき研究課題に対して、社会科学と自然科学の知識の総合化や理論と実践の結合などによる適切な研究方法によって分析し、その結果を論理的に記述、口頭で伝達することにより社会に情報を発信する力を修得したかを判断するため、提出された論文を次の水準及び項目について審査する。 1.問題設定:問題意識が明確で、今日の環境問題を解決するために解明すべきテーマを適切に設定できる。 2.先行研究の理解:テーマに対する現在までの先行業績、学術研究の到達点を適切に把握している。 3.独創性:問題にアプローチするための前提としてのオリジナルな仮説を適切に設定することができること、あるいは、独創的な、新しい、ユニークな着想や発想をすることができる。 4.研究方法:仮説を検証するために独自に収集したデータ、新しい資料の発掘など論証方法に工夫をこらすことができる。またアプローチの仕方として、社会科学や自然科学の複数の領域にまたがる知識の総合化や理論と実践のフィードバックなどの手法を駆使することができる。 5.論文構成:論文の構成、章立て、立証方法などをわかりやすく構成され整理され、説得力のある論理展開ができ、問題提起、途中の推論、結論を整合させ、自己の分析を総合的に記述することができる。 6.倫理的配慮:研究方法の適切性に留意し、研究対象に対する適切な倫理的配慮を行うとともに、各種学会、大学等が定める倫理基準を満たすことができる。 7.形式面:関連する多くの資料を網羅し、出展を明示し、正確な引用ができる。また、優れた文章表現ができ、指定するフォーマットの成果物を得る。 8.語学力:必要な外国語の知識が身についている。 ディプロマ・ポリシーに基づき、地球環境問題や環境学の解明すべき研究課題に対して、社会科学と自然科学の知識を総合化した視点で論考し、その結果を論理的に記述、口頭で伝達することにより社会に情報を発信する力を修得したかを判断するために、提出されたリサーチ・ペーパーを次の水準及び項目について審査する。 1.問題設定:問題意識が明確で、今日の環境問題を解決するために解明すべきテーマを適切に設定できる。 2.先行研究の理解:テーマに対する現在までの先行業績、学術研究の到達点を適切に把握している。 3.研究方法:仮説を検証するために独自に収集したデータ、新しい資料の発掘など論証方法に工夫をこらすことができる。またアプローチの仕方として、社会科学や自然科学の複数の領域にまたがる知識の総合化や理論と実践のフィードバックなどの手法を駆使することができる。 4.リサーチペーパー構成:リサーチペーパーの構成、章立て、立証方法などをわかりやすく構成され整理され、説得力のある論理展開ができ、問題提起、途中の推論、結論を整合させ、自己の分析を総合的に記述することに成功する。 5.倫理的配慮:研究方法の適切性に留意し、研究対象に対する適切な倫理的配慮を行うとともに、各種学会、大学等が定める倫理基準を満たすことができる。 6.形式面:関連する多くの資料を網羅し、出展を明示し、正確な引用ができる。また、優れた文章表現ができ、指定するフォーマットの成果物を得る。 7.語学力:必要な外国語の知識が身についている。
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