上智 大学院 法学研究科 2023
10/20

■■■■■■■■■提出要件■■■■■【研究指導スケジュール】■■【修士論文審査基準】■■【リサーチペーパーの提出要件および審査基準】■■4月初旬の新入生専攻別ガイダンスにおいて配布される①「法学研究科(博士前期課程)における研究指導スケジュール(2年修了予定者,または早期修了予定者)」,および②「修士論文及びリサーチペーパーの作成・提出要領」を参照のこと。 修士学位論文の位置づけと評価基準■■ディプロマ・ポリシーに掲げた能力等を把握するために,提出された論文を次の水準及び審査項目について審査する。■1)修士の学位は,博士前期課程における履修と研鑽を通じて,専門的研究者としての能力水準をある程度具え,それが提出論文に充分反映されている場合に,これを授与するものとする(課程「修了」の証明)。また,この学位は,爾後,学界において研究者としての活動を継続・発展させていくのに必要な能力をある程度具えていると思科される場合に,これを授与するものとする。 2)修士の学位論文は,主題に関する学界での到達点を適切に理解し,かつこれをさらに発展させるための斬新な視点ないし切り口・分析方法をある程度提示していること,論文全体に一貫性・実証性・独創性が認められ,構成力と表現力において優れていること等が必要である。 博士前期課程の学生は,指導教授の承諾を得た上で,修士論文に代えてリサーチペーパーを提出することができる。■リサーチペーパーとして受理されるためには下記の要件を充足する必要があり,その審査も下記の要件を踏まえた観点から実施される。また,リサーチペーパー提出にかかる一連の取扱いは,「法学研究科法律学専攻博士前期課程の履修等に関する申し合わせ」の関連規定によるものとする。■なお,リサーチペーパーを提出した者は,本研究科博士後期課程入試において,筆記試験の免除を受けることはできない。■ディプロマ・ポリシーに掲げた能力等を把握するために,提出されたリサーチペーパーを次の水準及び審査項目について審査する。■審査基準■1.特定の研究課題に沿った問題の所在が明確にされ,学説,判例,実務ないし実例等の検討がなされ,十分ではないものの自説の展開がなされていること。■2.特定の研究課題を論じるにあたって必須と思われる基本的な文献が引照されていること。■3.外国語文献を参照することが望ましいが,比較法的な検討は必ずしも要しないこと。■4.形式的には,一般的な論文の体裁により作成され,少なくとも■万字を超えていること。■─ 172 ─

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る