上智 大学院 総合人間科学研究科 2023
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─ 116 ─2.社会学的研究課題を設定する能力の修得のため必修科目である社会学方法論及び関連専門科目を1年次春学期から配置する。 3.社会調査法の知識と運用能力の修得のため必修科目である社会学方法論及び専門社会調査士科目を1年次秋学期から配置する。 4.修士論文執筆と口頭報告の能力の修得のため2年次春学期から指導教員による論文演習及び合同研究報告会を配置する。 5.研究を現実の社会問題に応用する能力を修得するため専門科目においてディスカッションや実習を実施するとともに,関連学会への参加を促進する。 本課程では,ディプロマ・ポリシーに沿って,社会現象のメカニズムを高度な水準で分析・理解し研究論文を執筆する能力を獲得するために,社会学理論と社会調査法の科目および現代社会の重要な諸側面を扱う幅広い専門科目を配置し,以下のようにカリキュラムを編成しています。 1.博士論文執筆に必要となる高度な理論的及び経験的知識の修得のため専門科目を配置する。 2.専門的研究課題を設定する能力の修得のため専門科目を配置する。 3.高度な社会調査を自ら実施する能力の修得のため専門社会調査士科目及び関連専門科目を配置する。 4.博士論文執筆と内外の学会での口頭報告の能力の修得のため指導教員による研究指導及び合同研究報告会を配置するとともに,関連学会での報告や学会誌への投稿を促進する。 5.研究を政策的提言に応用する能力を高めるため学際的研究と関連学会での研究発表を促進する。 本課程では,ディプロマ・ポリシーに沿って,狭義の社会福祉を超えた新しい福祉社会の実現に貢献する人材育成のために,「研究者養成プログラム」と「高度福祉専門職養成プログラム」を用意し,以下の趣旨を盛り込んだ科目によってカリキュラムを編成しています。 1.コアカリキュラムの「社会福祉研究法基礎」,「福祉政策運営管理研究法基礎」,「福祉臨床研究法基礎」を通して,社会福祉学で求められる多角的な研究法を学ぶ。 2.「福祉政策・運営管理系科目」と「福祉臨床系科目」を通して,社会福祉学で必要とされる幅広い領域を学ばせる。 3.「社会福祉フィールドワーク」と「援助事例分析」「社会政策・経営事例分析」を通して,理論と実践の統合を行い,現状や課題を多角的に分析する力をつけさせる。 4.「研究者養成プログラム」では,コアカリキュラムにより研究法を深めるとともに,英語開設科目を通して英語による研究発信の方法・技術を学ばせる。 5.「高度福祉専門職養成プログラム」では,おもに臨床や福祉各分野・課題に関する科目を通して福祉臨床の知識・技術を実践的に学ばせる。 6.上記のカリキュラムおよび研究指導を通して修士論文をまとめ,その審査および最終試験に備えさせる。 【博士後期課程】 社会福祉学専攻 【博士前期課程】

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