上智 大学院 総合人間科学研究科 2023
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─ 115 ─本課程では,ディプロマ・ポリシーに沿って,心と行動の仕組みとその働きを理解し,心理学の専門的知識と技能を用いて,広く社会に貢献できる人を育てるために,臨床心理学コース,基礎心理学コースの2つのコースを設け,以下の趣旨を盛り込んだ科目によってカリキュラムを編成しています。 1.心理学の専門家としての基盤を作るために,1年次,2年次に,研究法に関する科目,各心理学の専門領域に関する科目を開設する。 2.学修の成果を研究活動として結実させるために,1年次,2年次の2年間を通して,論文演習を開設する。 3.臨床心理学コースにおいては,臨床心理士として必要とされるさまざまな知識や技能を具体的な臨床事例に即して得,実習や実践を通してより一層深められるよう必修科目を開設する。 4.学部生の指導やチューターをする中で,自分自身の学びを深めることができる実習科目を開設する。 本課程では,ディプロマ・ポリシーに沿って,「心」を探求する専門的な知識と経験を,総合的視野に立って駆使し,研究者・教育者・臨床家として社会に貢献できるよう,心理学の基礎から応用にわたる研究法,高度な先端的知識を身につけるよう,以下の趣旨を盛り込んだ科目によってカリキュラムを編成しています。 1.心理学の研究者・教育者・臨床家として必要な先端的知識,専門的技能を修得し,それを様々な場で発信することができるように,1年次から3年次にかけて,講義科目と演習形式による論文演習を開設する。 2.博士論文の構想発表までに,査読論文2本を書く。このためには,学会などの様々な機会を通して,自らの研究を発表し,他の研究者との研鑽をしていく。 3.学部生,博士前期課程の学生に対する心理学研究法などのチューターを通して,心理学の知識や技能をより深めるとともに,研究者・教育者・臨床家として,それを他者に伝えるための技能を得させる。 4.がん医療関連科目として4大学院連携(上智大学,東京慈恵会医科大学,昭和大学,星薬科大学)の連携授業を履修することを認める。 本課程では,ディプロマ・ポリシーに沿って,社会現象のメカニズムを分析・理解する能力を獲得するために,社会学理論と社会調査法の基礎科目および現代社会の重要な諸側面を扱う幅広い専門科目を配置して,以下のようにカリキュラムを編成しています。 1.理論的及び経験的知識の修得のため必修科目である社会学理論及び専門科目を1年次春学期から配置する。 心理学専攻 【博士前期課程】 【博士後期課程】 社会学専攻 【博士前期課程】

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