⑤ ChatGPT等のAIチャットボットを使用してレ⑥ その他、論文等試験の公正な実施を妨げる行為 3) 上記1)、2)の各号の検証のための指示に従わなかった場合 ◆処分の発効日は、不正行為の行われた日とする。 不正行為を行うことは、1科目の成績にとどまらず、あなた自身にとっての大きな不利益をもたらすことになります。安易な気持ちや一時の気の迷いから不正行為をすることの絶対にないようにしてください。また、試験前に、持込みの可否、持込みが許されているものの内容についてLoyolaにて充分確認してください。 レポート試験における不正行為・不適切行為は、あなた自身の事前の注意深い態度によって充分に防ぐことが可能です。下記を熟読し、「アカデミック・オネスティ(学問的誠実性)」の遵守を心がけて、そのようなことのないようにしてください。 ◆「アカデミック・オネスティ(学問的誠実性)」の涵養と遵守 上智大学は、その校名Sophiaが意味するように、叡智を究極のものとして尊重します。そのため、以下の(1)(2)に示されるような「アカデミック・オネスティ(academic honesty/学問的誠実性)」の態度の涵養を、皆さんに求めていきたいと考えます。それは、For others, With othersという大学の教育精神に基づき、他者の尊重・他者との協調を重視する本学の取り組みの方向とも関連するものであります。 (1)先人や同時代人の研究・情報源に敬意をはらって学習しつつ、自ら新たに深めていく。 (2)継続的な努力をつづけることで、自らの基本的な学力の向上に努める。 学問的にオリジナルであろうとするあまり、守るべき研究上のルールが守られないこと(データの偽装や捏造など)、また、他者の研究成果を自らのものであるかのように偽ったり、それに無自覚的であることなどは、共に「アカデミック・オネスティ」に反する態度であるといえます。 自らの学習の成果を確認する場面である定期試験(筆記試験やレポート試験)においても、日ごろの学習と変わらぬ「アカデミック・オネスティ」の態度の遵守が求められます。したがって、カンニングやレポートの盗用など、不正行為は強く戒められるものとなります。上智大学の学生らしい知を愛する姿勢を、皆さんが様々な場面で尊重し、涵養していくことを望みます。 ◆レポートや論文作成の上で守るべき引用の方法について 各授業科目での成績評価方法の一つとして、レポートや論文の提出を求められることがあります。その作成において、最終的には自身による分析や考えを述べる必要があります。内容がひとりよがりにならないためには、過去や現在において行われている様々な研究成果に学び、それを活用して、その上に研究を積み上げていくことが大事になってきます。レポートや論文の作成に際しては、以下の点を守る必要があります。 ①レポートや論文で論ずる考え方や発想、図表などが、何らかの文献や資料、Webサイトに載っている場合には、どの文献や資料、Webサイトのどの箇所に載っているかを明らかにしなければなりません。 ②文献や資料、Webサイトから直接引用する場合には、それが引用であることを「 」などで明示し、どの文献や資料のどの箇所から引用したかを明らかにしなければなりません。 ③言うまでもなく、レポート・論文は自らが書いたものであり、友人・先輩・家族・知人などが書いたものを自分が書いたかのように提出することは許されません。 ④他の科目に提出した自分のレポートの一部または全てを利用すること(自己剽窃)も不正行為です。 (2)試験やレポート・論文作成に臨むにあたって 不正行為の具体例 ポートや論文等の一部ないし全部を作成する行為(但し、科目の担当教員が事前に使用を許可している場合は除く) 処分内容及び履修科目等の取扱い ─ 46 ─
元のページ ../index.html#46