上智 学部 外国語学部 2024
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〔教育研究上の目的〕 〔人材養成の目的〕 〔ディプロマ・ポリシー〕 〔カリキュラム・ポリシー〕 ─ 478 ─卓越した英語運用能力を養い、地域研究、言語研究等の専門研究の基礎となる幅広い教養(言語学、人文・社会科学、英語圏に関する基礎知識)を修得すること。 英語の高度な運用能力を基礎として、グローバル化する社会に貢献しうる人物、並びに地域研究、言語研究等の専門家を養成すること。 本学科は、学生が卒業時に身につけているべき能力や知識を次のように定めています。卒業要件を満たせば、これらを身につけたものと認め、学位を授与します。 卒業時において全員がヨーロッパ言語参照枠(CEFR)におけるC1相当(海外の大学で学べるレベル)に到達し、それに加えできるだけ多くの者が同C2相当(C1を超えるレベル)に到達することを目標とします。 1. 英語の「聴く」「読む」に代表される受容的言語活動(receptive activities)に関する能力 2. 英語の「話す」「書く」に代表される産出的言語活動(productive activities)に関する能力 3. 英語の会話や交渉に代表される相互行為活動(interactive activities)に関する能力 4. 英語の通訳・翻訳などに代表される仲介活動(mediating activities)に関する能力 5. 英語圏の歴史・政治・経済・社会・文化について、世界での位置づけおよび日本との比較を通して理解する能力 本学科では、ディプロマ・ポリシーに沿って、次の趣旨を盛り込んだ科目によってカリキュラムを編成しています。 1. 【第一主専攻・必修英語科目】1・2年次において集中的に学ぶこれらのクラス群では、様々なアクティビティや論文作成を通じて、英語「で」考え、発信し、議論できる4技能におけるアカデミックな英語運用能力の向上を目指す。また、英語が公用語とされている地域の文化・社会についての知識も身につけさせる。授業は、講義、グループワーク、ペアワークなど様々な授業形態を通して多角的に展開されるが、特にプレゼンテーションを重視する科目が多く、内容豊かな事柄をいかに効果的に英語で理解、発信していけるかを追求する。 2. 【第一主専攻・英語圏基礎科目】主に2年次において、英語圏に関する歴史や文化、社会、また言語そのものに関するクラスで学ぶことを通して、英語圏に関しての基礎知識を身につけさせる。授業は、講義、グループワーク、ペアワーク、またプレゼンテーションなどを織り交ぜて多角的に展開される。 3. 【第一主専攻・英語・英語圏研究科目】1年次から4年次にかけて、学生はそれぞれの興味や関心に応じて選択して取れる科目を通じて、英語運用能力をさらに伸ばすとともに、英語や英語圏に関する知識を深化させることができる。授業は、講義、グループワーク、ペアワーク、またプレゼンテーションなどを通して多角的に展開され、参加型で思考しながら学ぶことが強調される。 英語学科

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