上智 学部 経済学部 2024
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〔カリキュラム・ポリシー〕 ─ 432 ─〔教育研究上の目的〕 〔人材養成の目的〕 〔ディプロマ・ポリシー〕 演習・英語による講義などの少人数教育及びミクロ・マクロ経済学などの基礎教育において、経済理論の基礎知識を深く掘り下げながら習得し、現代社会の経済課題について論理的・実証的に分析すること 日々の社会問題・現象を経済学的な視点から分析し、自前の概念装置により社会を評価する能力を国際的な場で活かせる人材を養成すること 本学科は、学生が卒業時に身につけているべき能力や知識を次のように定めています。卒業要件を満たせば、これらを身につけたものと認め、学位を授与します。 1. 経済学的な視点の根幹を成すミクロ経済学・マクロ経済学の考え方や概念について理解し、自分の言葉で説明する能力 2. 経済学の知識を土台として、概念装置としての「モデル」を自ら構築し、現代社会における現実的課題を理解し、課題解決の方法を考える能力 3. 多様な社会経済現象について、情報処理の知識と技能を駆使して、データに基づく統計的分析を遂行する能力 4. 高いレベルのコミュニケーション・スキルを身につけ、国際的な場でリーダーシップを発揮して課題解決に貢献する能力 5. 学生一人一人の個性(知識、能力、興味など)に応じて、現代社会で活躍できる高い専門性を修得する能力 本学科では、ディプロマ・ポリシーの達成を目的として、次のとおりカリキュラムを編成しています。 1. 複数の専任教員が担当する必修科目(A群科目:Introduction to Economics、ミクロ経済学A、マクロ経済学A・B)を通して、経済理論の基礎的知識を深く掘り下げながら修得させる。 2. モデル構築の基礎となる数理分析の知識を学ぶための経済数学科目「経済数学解析Ⅰ・Ⅱ」、ミクロ経済学あるいはマクロ経済学の応用科目である選択必修科目において社会経済現象を「モデル」として記述して分析する方法を学び、論理的思考能力を修得させる。 3. 情報処理に関する科目(統計学I・II、計量経済学I・II、データ分析演習など)を通して、データに基づく統計的分析能力を修得させる。 4. アクティブ・ラーニング・セミナーと演習(ゼミ)では少人数のディスカッションやグループ学習を行い、他者と協力して課題を解決するためのコミュニケーション・スキルを修得させる。 5. 学生が国際的な場で活躍できる英語でのコミュニケーション・スキルを身につけられるように、英語で提供される専門科目(ECOE:Economics Courses Offered in English)を選択必修科目に設置し、また一定の条件を満たした学生にプログラム認定を行う経済学部・経済学英語特修プログラム(Faculty of Economics、 Economics in English Program)を設ける。 6. ディプロマ・ポリシーで目標としている共通の基礎的な知識と能力を基盤として、さらにそれぞれの学生が自らの特性や興味にあった専門性を獲得することを支援するために、より専門性の高い経済学の科目に加え、経営学や他学部他学科科目を含む多様な専門科目を選択できるようにする。 経済学科

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