〔教育研究上の目的〕 ヒューマン・サイエンス、ポリシー・マネジメント、ヒューマン・ケアの三つの知を柱とする科学的思考を養うととも に理論・実践・臨床に関する学際的教育・研究を行うこと。 〔人材養成の目的〕 人間の尊厳を重視する精神を育み、人間支援の実践・臨床、運営に関するデザイン・政策形成に貢献し、全人的教養教育に根ざした人間の尊厳実現に貢献できる人材を養成すること。 〔ディプロマ・ポリシー〕 本学部では、学生が卒業時に身につけているべき能力や知識を次のように定めています。卒業要件を満たせば、これらを身につけたものと認め、学位を授与します。 1.人間の尊厳を重視する態度と人間や社会に関する幅広い教養を有し、国際的な観点から総合的かつ多角的に人間や社会が直面する諸問題を理解する能力 2.それらの問題を適切な科学的方法を用いて分析し、他の専門領域の人々とも積極的に協働しながら、解決に向けて取り組む能力 3.変化し続ける社会の中で、常に問題意識を持ち、自己研鑽に励み、人格的成長を目指す力 〔カリキュラム・ポリシー〕 本学部では、ディプロマ・ポリシーに沿って、その専門性に応じて次の趣旨を盛り込んだ科目によってカリキュラムを編成しています。 1.1・2年次では、基礎科目群や他学科の専門科目の履修を通して、人間の尊厳とは何か、それを実現するためにはどんな知識や能力が必要かを幅広く学ばせる。 2.3年次になると演習や学内外の実習を中心として少人数教育が提供され、学生は思考力、判断力、表現力、コミュニケーション能力の基礎を身につけさせるとともに、問題解決に必要な方法論(理論や研究法など)を実践を通して学ばせる。 3.4年次では、自らが問題を設定し、解決のためのデータを収集し、そのデータに基づいて分析し、そしてその成果を発表する場を提供する。 7 総合人間科学部
元のページ ../index.html#7