─ 326 ─〔教育研究上の目的〕 〔人材養成の目的〕 〔ディプロマ・ポリシー〕 〔カリキュラム・ポリシー〕 社会に関する問題関心を養い、社会現象に社会学的視点からアプローチし、実証的な方法を用いて分析し、そのメカニズムを理解する能力を養うこと 社会学的な思考法と方法論を習得し、実践的な場面で、国際的な視野と人道的な立場から問題解決について提言できる人材を養成すること 本学科では、人間の尊厳を守る公正な社会の実現に向けて、次のような能力をもつ人材を養成することを目的として、学生が卒業時に身につけているべき能力や知識を次のように定めています。卒業要件を満たせば、これらを身につけたものと認め、学位を授与します。 1.社会について様々な問題関心をもち、社会現象の理解に社会学的視点をもってアプローチできる能力 2.基礎的な理論と実証的な方法を用い、社会現象のメカニズムについて理解と分析をする能力 3.現代社会の諸領域の特徴を社会構造と社会変動との関連の中で把握する能力 4.多様な他者を理解し、他者と共存する社会の形成に向けて、社会学的な視点を活かした問題解決が提言できる能力 本学科では、ディプロマ・ポリシーに沿って、次の趣旨を盛り込んだ科目によってカリキュラムを編成しています。 1.基本的な社会学的視点と、問題関心を社会学的に設定する方法について、少人数の演習によって修得させる。 2.社会学の基幹となる「理論と方法」について、社会学理論によって論理的思考法、問題意識の概念化・モデル化を理解し、社会調査法による質的調査および量的調査を習得させ、社会現象の分析能力を養う。 3.身につけた理論と方法を現代社会の特定領域に応用して、その構造と変容の理解を深める。 4.各自の問題意識にもとづいて研究課題を設定し、人間の尊厳を重視したグローバルな視野から、高度な社会学的な分析と考察ができる力を養成する。 社会学科
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