〔教育研究上の目的〕 〔人材養成の目的〕 〔ディプロマ・ポリシー〕 〔カリキュラム・ポリシー〕 ─ 253 ─ 読む・書く・聞く・話すという4つのフランス語運用能力を総合的に習得させるとともに、文学を中心に、フランス文化に関する深い教養を身につけさせること 高度なフランス語運用能力とフランス文化に関する教養を備え、複眼的思考と異質なものへの寛容さを身につけた、国際的な場でも活躍できる人材を養成すること 本学科では、フランス語の修得、及びフランス語圏の文学を中心に、様々な文化・社会事象の学習を通じて、複眼的思考や批判的精神や創造性を備えた人材の養成を目的として、学生が卒業時に身につけているべき能力や知識を次のように定めています。卒業要件を満たせば、これらを身につけたものと認め、学位を授与します。 1.文学や芸術・文化に対する関心と理解力 2.仕事や研究や社会貢献に役立つフランス語運用能力 3.情報や知識を能動的に獲得し、それを客観的かつ多角的に分析する思考力 4.自分の意見や研究の成果を、口頭や文書で的確に構成する力と、わかりやすく伝える表現力 5.自発的に課題を見出だし、解決してゆくための総合的な力 本学科では、ディプロマ・ポリシーに沿って、入学から卒業まで、専任教員が継続的に学生の知的成長に寄り添い、ひとりひとりの個性を尊重しながらその能力を伸ばしてゆくことができるよう、次の趣旨を盛り込んだ科目によってカリキュラムを編成しています。 1.1・2年次のフランス語教育においては、小人数のクラス編成により、読む・聞く・書く・話す能力をバランスよく養成する。また人文学研究に必要な知識や方法論と、口頭発表や論文作成に必要な技術やアカデミック・リテラシーを身につけさせる。 2.3・4年次には、文学テキストの精読や文学研究に加え、高度な実践的フランス語運用能力を修得するための科目や、美術、舞台芸術、映画、思想、社会など、様々な領域に関わる科目を開講し、個々の学生が自らの関心に応じて、文化・社会事象を探求できる力を養成する。 3.卒業論文を必修科目として、4年間に修得したあらゆる知識や分析力を総合的に活用させる。 4.4年間の学習における教育目標の一貫性、および教育プログラムの継続性と発展性を重視する。またいずれの段階においても、一方的な知識伝達に終始することなく、学生の資料収集能力や読解力、表現力、協調性をのばすための実践的な教育を重視する。 5.高度なフランス語力とフランス及びフランス語圏の文化や社会に関する知識を身に着け、英語・日本語以外の言語による情報の収集と発信、及び異文化社会間の相互理解や協力関係の深まりに寄与する人材を育成する。 フランス文学科
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