─ 164 ─ 17年次生 ① 学科カリキュラム全般について 本学科で学ぶ学生は1年次から2年次にかけて学科共通基礎科目(必修)を指定された年次に履修する。 2年次から神学系、キリスト教倫理系、キリスト教文化系に分かれ、それぞれの系で選択必修科目(24単位)を履修する。系への所属は1年次終了時に神学科事務室に登録する。一旦選んだ系は変更することができない。 選択科目(34単位)は2年次から履修することができる。 3年次秋学期に「卒業論文ゼミナール」(学科共通基礎科目、必修2単位)を履修し、論文執筆の準備をする。 4年次に原則として春学期に「卒業論文Ⅰ」、秋学期に「卒業論文Ⅱ」を履修する。休学・留学等やむを得ない事情がある場合は、履修登録期間前に必ず学科長に相談すること。指導教員の指導の下に論文執筆をおこなうほか、卒業論文中間発表および卒業論文審査が課される。 「卒業論文ゼミナール」および「卒業論文Ⅰ・Ⅱ」は、1年次必修科目「キリスト教学入門Ⅰ」「キリスト教学入門Ⅱ」および2年次必修科目「神学アカデミック・スキルズ」の単位を取得していない場合には受講できない。また、「卒業論文Ⅰ/Ⅱ」は、原則として「卒業論文ゼミナール」の履修を前提とする。「卒業論文ゼミナール」と「卒業論文Ⅰ」あるいは「卒業論文Ⅱ」を同一年度に履修する場合は、必ず学科長に連絡の上、指導を受けねばならない。 なお、「宣教実務系」には、編入生のみ所属することができる。卒業のために124単位を必要とするが、全学共通科目(26単位)と語学科目(4単位)を履修した上で、学科科目から必修科目(32単位)と選択必修科目(32単位)および選択科目(30単位)を履修する。必修科目のうち「キリスト教学入門Ⅰ」・「キリスト教学入門Ⅱ」・「神学アカデミック・スキルズ」・「卒業論文Ⅰ・Ⅱ」(計10単位)を登録せずに「宣教実務基礎演習Ⅰ~Ⅴ」(計10単位)を履修する。 また「卒業論文ゼミナール」(2単位)は卒業年次に履修し、卒業論文の代わりに「課題研究報告書」を学科長に提出する。 「キリスト教倫理Ⅰ」(2単位)、「神と人間Ⅰ」(2単位)、「キリスト教と哲学Ⅰ」(2単位)、「キリスト教の歴史Ⅰ・Ⅱ」(計4単位)、「イエス・キリストⅠ」(2単位)、「キリストの教会Ⅰ」(2単位)、「旧約聖書概説」(2単位)、「新約聖書概説」(2単位)、「シンボルとサクラメントⅠ」(2単位)を履修し、合計32単位を必修科目として履修する。 選択必修科目(32単位)は、諸分野から規定単位数以上を履修する。 ② 語学カリキュラムについて 語学は、言語教育研究センター開講の「ACADEMIC COMMUNICATION 1・2」(必修4単位)を履修する。語学科目選択必修(4単位)は、哲学科開講の「ラテン語Ⅰ」の履修が勧められるが、言語の種類を問わない。その他に、必修以外の言語科目を履修することができる。その場合、全学共通科目の選択科目に8単位まで、また神学科の選択科目に8単位まで算入することができる。ラテン語履修のためには英語プレイスメント・テストで中級以上であることを要件とする。 ③ 選択科目について 選択科目は、キリスト教ラテン語、聖書ギリシア語、聖書ヒブル語などの聖書言語、あるいは現代言語の履修が勧められる。また課程科目(実習は除く)、他学部・他学科科目を含めることができる。全学共通科目からは必修科目を除いて12単位までを神学科の卒業に必要な科目に含めることができる。 所属する系以外の系の科目は選択科目として履修し、卒業に必要な科目に含めることができる。ただし、所属する系の科目を選択科目に登録することはできず、自系の選択必修24単位を超えて履修しても卒業に必要な単位に含めることができない。 また、開講科目一覧表において、自系と他の系それぞれの選択必修科目欄に同一の科目名称が記載されている場合は、自系の選択必修科目としての取り扱いとなり、他の系として選択科目に充当することはできない。 ④ STB/STL学位取得を希望する学生は、2年次に神学系を選択した上で、学科長と相談すること。
元のページ ../index.html#16