─ 10 ─ナンバリングを活用し、履修計画を立ててみる 全ての科目にナンバリングを導入しています。(履修要覧〔ガイド・資料編〕p.23参照)付されている数字が難易度の目安となります。科目ごとのシラバスやナンバリングを参考にして、必要な教養を身につけることができるよう、履修計画を立ててください。 なお、開講科目担当表に記載されたナンバリングには意味があります。「履修要覧〔ガイド・資料編〕p.24~p.26の表を参考にしてください。 学際的な科目を受講して広範かつ専門的な視野をもつことができる 上智大学の全学共通科目の顕著な特色は、それらの科目が原則として、本学のいずれかの学部学科に所属している専任教員によって開講されていることです。そのため、各開講科目のテーマと内容には、本学の各研究分野の専門的な特色が反映されています。したがって、漫然と授業を受ければ一般的な教養が習得されるという類のものとは異なり、どの授業でも、学生諸君の積極的な受講態度が求められています。 上智大学の全学共通科目の中には、本学のルーツとアイデンティティ、地球環境問題、人権問題や平和問題など、専門分野の枠を超えた広い視野に触れることができる学際的な科目が多数開講されています。 学際的な総合分野から個別の専門分野までにわたるこれら広範な科目群は、9学部を擁する総合大学としての上智大学が豊富な人材と研究機構をもち、そこに所属する人々が専門性を保持しながら、「キリスト教ヒューマニズム」を基盤として全学的な協力関係をつくることで実現されるものです。本学の全学共通科目にそうした科目群が開講され、すべての学生諸君が利用できるということは、他では得ることのできない貴重な機会です。ぜひともこの教育資源を十分に活用して、自分の中に豊かな人間性を育て、「他者のために、他者とともに」(For Others、 With Others)生きる人間となってください。
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