上智 学部 全学共通科目~語学科目 2024
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本学は、すべての学生が共通に学ぶ全学共通教育科目を編成し提供する。 全学共通科目においては、本学の教育の根幹となる「キリスト教ヒューマニズム」に基づき、「他者のために、他者とともに」(For Others、 With Others)生きる人間として、民族・文化・宗教の多様性を認め、「対話」を行いうる教養と「国際性」を兼ね備えた人材の養成を目指し、以下の科目群を配置する。 (CP1) ─ 8 ─1年次の必修科目として「ウエルネスと身体」を置き、その履修を通じて、「他者のために、他者とともに生きる人間」の実践に必要な、他者・外界とのコミュニケーションや自己表現に欠くことができない「身体」について、ウエルネスや身体知の理解および体験学習を通して学び、多角的に考える機会を提供する。 (CP2) 選択必修科目として「キリスト教人間学」科目群を置き、哲学・倫理学・宗教学を基盤とした考えに触れつつ、「キリスト教ヒューマニズム」の精神を理解し、現実に生きる人間とその生き方を総合的に考える機会を提供する。 (CP3) 選択科目では、「建学の理念」「思索の基盤」「人間と文化」「共生と世界」の4分野にわたり、様々な学問分野に関する学習機会の提供を行い、学際的・国際的な「対話」を通して、世界に主体的に問いかけ、問題を発見し、それを自分の言葉で語る力を養う機会を提供する。 (CP4) 社会に出る前に再び自己を見つめ直す機会として、一定の専門性を身につけた3・4年次生が受講する「高学年向け教養科目」を選択科目の中に置き、個別の専門領域を越えた学問横断的発想や、大学における知と現代社会との関係づけなど、多様な視点や事例を提供する授業を通して、急激に変化するグローバル社会に対応しうるより深い教養を身につける機会を提供する。 全学共通科目のカリキュラム・ポリシー(2021年次生以前)

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