〔教育研究上の目的〕 ■外国語の高度な運用能力を養い,それをもとに,9つの研究コースにおいて,各専攻語が使用されている地域に関する 〔人材養成の目的〕 地域研究,また言語研究,国際政治論研究,市民社会・国際協力論研究を行うこと ■各専攻語の運用能力,専門研究を通じて獲得した知識と複眼的な視点を基盤として,グローバル化する社会に貢献しうる人物,並びに地域研究,また言語研究,国際政治論研究,市民社会・国際協力論研究の専門家を養成すること 〔ディプロマ・ポリシー〕 ■本学部は,学生が卒業時に身につけているべき能力や知識を次のように定めています。卒業要件を満たせば,これらを身につけたものと認め,学位を授与する。 1. 人間に固有に備わる言語について多面的に考察する力 2. 日本語を含む諸言語の普遍性と多様性を理解し,さまざまな言語事象について探求していく力 3. 社会,文化,教育など人間の生活における言語の幅広い役割を認識し,獲得した知識を積極的に活用できる力 4. 特定の国・社会・地域を,歴史・政治・経済・社会・文化など分野横断的に研究する力 5. 特定の国・社会・地域の事象や問題に関心をもち,専門的知識を駆使して深く分析する力 6. 日本を含む複数の国・社会・地域を比較することで,それぞれについて相対的に考察する力 7. 国際政治および市民社会・国際協力に関心をもち,専門的知識を駆使して深く分析する力 8. 日本語,英語を含む複数の言語で書かれた資料を読み,議論する力 〔カリキュラム・ポリシー〕 ■本学部では,ディプロマ・ポリシーに沿って,いずれも学生の能動的・積極的な参加を前提とする第一主専攻科目および研究コース科目によってカリキュラムを編成しています。 1. 【第一主専攻・専攻語科目】1・2年次においては専攻外国語の基本的な運用能力を体系的・実践的に修得させる。それを土台に,3・4年次においては,より実践的,かつ専門研究に取り組む上で十分な運用能力を身につけさせる。オールラウンドな語学の基礎力が身につくように,口頭・筆記による練習を中心に授業を進める。 2. 【第一主専攻・語圏基礎科目】主に1・2年次において,専攻語が使用される地域における歴史・政治・経済・社会・文化・言語に関わる基礎的な知識を修得させる。講義形式を中心に,必要に応じ,グループワークやプレゼンテーションを織り交ぜながら授業を進める。 3. 【研究コース・導入科目】2年次秋学期に学生は各自の興味関心や志向にしたがい研究コースを選択するが,その準備段階として1・2年次生において,研究に必要な基礎的知識と方法論を修得させる。講義形式を中心に,必要に応じ,グループワークやプレゼンテーションを織り交ぜながら授業を進める。 4. 【研究コース・コア科目】主に2年次以降,研究コースでの学びの中核として,それぞれの専門分野について知識と問題意識を深め,多角的に学ぶ。講義系科目では,必要に応じ,グループワークやプレゼンテーションを織り交ぜながら授業を進める。語学系科目では,高度な言語運用能力を身につけさせるための練習も取り入れる。 10 外国語学部
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