12.法曹コースについて(2019年次生以降対象) ①2019年次生以降の法学部生は,法曹コースに登録することができる。 法曹コースの指定科目・推奨科目・共同開講科目は下記のとおりである。 法曹コースでは、各学科の必修科目のほかに、下記の通り、多くの法曹コース指定科目を履修することが求められる。このため、第2外国語として、開講クラス数が少なく、3年間かけて第2外国語の履修に必要な単位を取得するような制度設計となっている外国語を選択すると,法曹コースを修了するのに必要な科目の開講日時と第2外国語の開講日時が重なって、3年間で必要な授業の履修を完了できないという事態が生じる可能性がある。第2外国語を選択する際には、この点について十分留意されたい。また、国際関係法学科および地球環境法学科の学生については、各学科指定科目との時間割の重複にも留意されたい。 法学入門■憲法(基本的人権)■ 民法総則Ⅰ・Ⅱ 指定科目 現代社会と法律実務■法解釈基礎 推奨科目 共同開講科目 (注5) (注■)法曹コース登録生を対象(優先)とした演習科目で,親族法・相続法の内容を少人数演習で行う。■(注 )法曹コース登録生を対象(優先)とした演習科目で,会社法Ⅱの内容を少人数演習で行う。■(注■)法曹コース 年次生を対象(優先)とした演習科目。■(注■)法曹コース■年次生を対象(優先)とした演習科目。■(注■)上智大学法科大学院で開講されている科目を共同開講とし,法学部の単位として修得できる( ■ ■年度から)。■②法曹コース登録(出願)要件 法曹コースの登録(出願)要件は,下記のとおりである(いずれも1年次秋学期終了時点)。 ・修得単位数が34単位以上であること ・全科目の総合平均GPAが2.8以上であること ■コース登録に関しては,別途,1月頃に説明会を実施し,Loyolaで登録手続について案内する。登録の可否については法曹コース運営委員会において検討のうえ,3月末までに通知する。 ③法曹コース登録生については,2年次末に(4年次進級の場合には3年次末にも)成績および修得単位数等に基づき,資格継続の審査をおこなう。なお,登録の解除を希望する学生はその旨を申し出ることができる。 ④早期卒業要件(3年次でコースを修了し,早期卒業する場合) 以下の要件を満たす法曹コース登録生を,法曹コースを修了したものとし,早期卒業(法曹コース登録生対象)の対象とする。 ・3年次に在籍していること ・法学部開講科目(ここでの「法学部開講科目」とは、本学における「学科科目」を指す。以下同じ)の総合平均GPAが3.0以上であること ・法曹コース指定科目につき,単位を修得していること ・法学部の所属学科が定める卒業に要する科目,単位数の要件を満たしていること ⑤コース修了要件(早期卒業でない卒業,飛び入学をする場合) 法曹コース登録生が,早期卒業(法曹コース登録生対象)ではない卒業,または,3年次から4年次の進級時に,本学の法科大学院へ飛び入学をしようとする場合においては,法曹コースを修了するためには,以下を満たす必要がある。 飛び入学では学士号が取得できないことに注意されたい。 ・法曹コース指定科目につき,単位を修得していること ・法学部の所属学科が定める卒業に要する科目,単位数の要件を満たしていること ・法曹コース指定科目の5割以上がAまたはBの成績であること,ないし,法学部開講科目の総合平均GPAが2.8以上であること ⑥上記の登録,解除,コース生の指導,その他法曹コースの運営に必要な事項については,法曹コース運営委員会が所掌する。 1年次 2年次 憲法(統治機構)■ 債権法総論Ⅰ・Ⅱ■債権法各論Ⅰ・Ⅱ■ 物権法■担保物権法■ 刑法総論■刑法各論 法解釈演習■基礎演習B(民法)(注1) 応用演習(注3) 行政法総論 会社法Ⅰ■民事訴訟法Ⅰ■刑事訴訟法 基礎演習B(商法)(注2) 必修演習A・B(注4) 行政救済法 法と経済学■法社会学■ スポーツ・エンタテインメント法■ 金融法 LAW AND PRACTICE OF INTERNATIONAL BUSINESS TRANSACTIONS 3年次 ─ 402 ─
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