<課題認識(1年次必修科目「課題・視座・立場性を考える」)> 【展開知】科目群 200番台の科目では,読む,書く,聞く,話す,伝える,考えるといった個別の能力を高め,表現や思考の幅を拡げます。「高学年向け科目」には実践的・応用的な内容の科目を配置しています。 <データサイエンス> 「データサイエンス」では,データを読み解き,活用する力を身につけます。必修科目「データサイエンス概論」では,実社会でのデータ利活用について学びます。ビッグデータに代表されるようなデータが現代社会に与えるインパクトを理解し,その有用性だけでなく,危険性についても考え,データを取り扱う上で求められる倫理の問題も同時に学んでいきます。 200番台科目では,データアナリティクス,社会調査方法論など,実社会や学問分野におけるデータ活用事例や理論を理解する科目や,AIと人間のかかわり方など,データ社会における倫理のあり方について深く考える科目,さらには統計解析ソフトウェアを用いて,自分でデータに触れ,データを分析するために必要な基礎スキルを身につける科目があります。200番台までは高度な数学の知識を必要としませんが,300・400番台の履修を希望する場合,統計学などの基礎知識を学んだ上で先に進みます。 『展開知』は,課題解決力,創造力,豊かな人間性を陶冶するための知を身につけることを目的とした科目が配置されています。「課題認識」,「社会課題と展望」,「視座」,「実践・経験」という4つのカテゴリーで構成しています。 社会にある様々な課題を認識し,それらを理解し,有効な解決を導き出すには,自身の立場がものの見方に与える影響に気づき,多角的な視座からのアプローチが必要であると意識することが重要です。これを目的とした,1年次生必修のオンデマンド科目です。 <社会課題と展望> 特定の社会課題やテーマを扱う科目や,複数の学問分野を横断し,様々な知識を統合しながら課題を理解し,その解決に向けて,未来を展望する力を身につける科目が配置されています。 <視座> 人文学,社会科学,自然科学といった学問的アプローチの学びを中心とした科目が配置されています。それぞれの分野の入門から高度な専門性を求められるものまでが用意されており,学生が自分の専門分野とは異なる分野の視点を身につけることができます。 <実践・経験> キャンパスの外へ出て,国内外での学びの経験をします。短期・長期留学プログラム,奉仕活動を通して学ぶサービス・ラーニングなど,夏期・春期休業期間を利用してテーマに沿った学びを深める実践型プログラム,就職活動の一環ではなく教育プログラムとして実施されるインターンシップ科目などがあります。 ─ 7 ─
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