上智大学

キャンパスライフ 復興支援活動について

復興支援活動について

東日本大震災・熊本地震・平成29年7月九州北部豪雨復興支援活動について

東日本大震災・熊本地震・平成29年7月九州北部豪雨復興支援活動について

復興支援活動をおこなっている学生への上智大学の支援

1)交通費補助制度

2011年の震災以来、本学学生が個人やサークル単位で復興支援活動を行ってきました。学生の経済的負担を軽減するために、交通費の補助を行っています。東北3県(岩手・宮城・福島)で活動をする学生の往復交通費について、1回あたり15,000円を上限に、年間6回までの補助を行っています。熊本地震・平成29年7月九州北部豪雨復興支援活動で熊本県・大分県・福岡県で活動する学生の往復交通費については、1回あたり35,000円を上限に、年間3回まで補助を行っています。 条件等は こちら(339.64 KB) を参照してください。

事前申請が必要となり、交通手段等条件があります。詳細はLoyola掲示板(ボランティア)をご確認下さい。

2)復興支援活動企画応募制度

春・秋各学期毎に復興支援活動企画応募型の申請を受け付けています。(申請期間・条件などはLoyolaでお知らせします。)この制度は、被災地内外で風化や忘却が進む現状に対し、学生ならではの視点で解決策を模索し、社会的視点で主体的支援活動を展開していくことをサポートするために実施している制度です。

申請の例

  • 通常の活動で復興支援活動を行っている団体が、他大学のボランティア団体に呼びかけを行い、合同で復興支援ボランティア報告会を実施する際の学内施設の予約や、それに伴う費用の申請。
  • 東北や熊本の復興支援のために、東京でチャリティーイベントを開催する際の学内施設の予約や、それに伴う費用の申請。
  • 学内外者向けの復興支援・防災教育普及のための企画に係る学内施設の予約や、それに伴う費用の申請。  などです。
活動の記録

実際に交通費補助を利用した学生がどのように現地で活動をしているかアルバムにしました。活動の1つの例として参考にしてください。 【 南三陸での活動例(1.78 MB)

活動報告より

2016年度も東北に200名を超える学生が交通費補助制度を利用して現地で活動を行いました。

この経験がなければ得られなかった多くの気づきや今の思いを報告書に記しています。

これらは、東日本大震災活動報告書から抜粋した一部です。

カリタスジャパン:石巻ベース
2016年5月 国際教養学部3年 女性(活動月 学部 学年 性別 *以下同様)

活動内容:ベース周りの花壇の清掃、ベース訪問者との歓談。 

ベースの訪問者の多くが、家庭に居辛くなってしまったお年寄りばかりであったことから、家が流され精神的なケアが今後も必要となってくると思った。また、熊本の震災が発生したことで多くのボランティアが熊本に向かい、東日本大震災の被災者の中には、ボランティアの注意が熊本に移って、自分たちが忘れられてしまうことを不安に思っている方がいた。心の問題は時間がある程度解決してくれるのは確かだが、支援をやめてしまうことはあってはならないと思う。

カリタスジャパン:釜石ベース
2016年6月 法学部4年 男性

活動内容:仮設住宅の集会所での傾聴(お茶っこサロン)、現地視察

震災のボランティアに初めて参加したのが2012年で、今回で6回目の参加となった。ボランティア活動に対する考えや迷いが、少し肯定的に変化させることが出来た。

仮設住宅の閉鎖、復興住宅への引越しとともに、仮設住宅で生まれ始めていたコミュニティが再び失われてしまう。住民の不安感に寄り添うことが最も求められているのだと思う。

カリタスジャパン:大船渡ベース
2016年9月 経済学部1年 男性

活動内容:仮設住宅内清掃、農業支援、ボランティア設備整備

 震災と津波から5年半が経過した今、同じ被災地の中でも地域によって復興の進捗具合に大幅な差が生じており、ボランティアに対するニーズは一層多様化している。ボランティア活動に参加する前に、現地の状況や活動内容の下調べ、自分がボランティアとして具体的に何をしたいのか十分に検討することが、被災地での活動をより有意義なものにすると思う。

東北教区被災者支援センター・エマオ
2016年8月 文学部3年 女性

活動内容:フィールドワーク、笹屋敷での援農、地元のお祭りのお手伝い

 三年前から当地域での復興支援活動に関わらせていただき、月日が過ぎるごとにニーズが変化していることを強く感じる。エマオが援農の終了を決めたことも含め、次第に復興へと向かっている現状がある一方、その中で未だ苦しむ人々は数多くいることを肌で感じる。今後の改善点としては、現状を把握したうえで、個々にあった関わりや支援を行うことだと思う。

2016年9月 法学部3年 女性

活動内容:フィールドワーク、農作業の手伝い

 町は綺麗になり、建物の復興に向けて進もうとする姿を見て取れた。しかし、被災された方々の「心の復興」はまだまだ道のりが遠く難しい課題だと感じた。ボランティアや観光、募金などの支援の仕方は様々で微々たるものだが、町の発展を見届け、寄り添うことで未来を創る手助けをすることが私たちの唯一できることだと思う。

2016年12月 総合人間科学部1年 女性

活動内容:子ども支援

 今後、エマオを通しての子ども支援や農作業支援が縮小され始めている。しかし、地域の子どもたちが集まって触れ合うことができる場は、子どもたちにはまだまだ必要だと感じた。今回参加した「ささっこ」という活動の中では、子どもたちは非常にのびのびとしていて、笑顔が印象的だった。今後も可能な限り子どもたちと関わっていきたい。

岩手県県北振興局水産部
2016年6月 法学部3年 男性

活動内容:特産物であるウニの良さをアピールするための企画・運営(ウニの殻むき体験など)

 被災してから5年がたったとはいえ、まだ津波の恐怖が心の中に残存しているようだった。不測の事態はボランティア中に常に起こることだが、慌てないこと。何より大切なのは「ボランティアを成功させる」という気持ちではなく、「被災者へのやさしさ」である。

東北ファミリア
2016年5月 外国語学部2年 男性

活動内容:漁業支援、農業支援

 たった2日間の活動だった為、物質的に大きな助けになれたとは思わないが、精神面で被災者の方の支えになれたのではないかと思う。震災から5年が経った今でも東北のことを忘れずボランティアに来てくれている姿を見られるだけで十分だと現地の方が言ってくれた。「心」や「意思」が最も大事なのだと思う。

2016年5月 文学部2年 女性

活動内容:乾燥しいたけ工場での袋詰め作業、農家さんでの畑作業

 正直なところ、温かい地元の人から与えられるものの方が多かった。強いて私が果たせたことと言えば、震災の話に耳を傾け、共有することだけだった。しかし、これも非常に重要なことだと思う。また、ここで最も大切なことは、私たちが被災地に絶えず目を向け、定期的に訪れ続けることだと考える。また、私たちが被災地へ行った感想や現状、問題点を積極的に外へ発信することで、県や国のような大きな力が動き、それが復興を促進させるのではないだろうか。

2016年6月 国際教養学部2年 女性(留学生)

活動内容:漁業支援

 写真やニュースなどから自分が見聞きする情報と、実際に自分の目で見て被害の大きさを目の当たりにするのでは、感じるものや見えてくるものが違うと感じた。沢山の震災の傷跡を見て、5年経った今でも震災の影響が色濃く残っていることに衝撃を受けた。最後に、南三陸はとても海が綺麗で、食べ物が美味しく、地域の方が優しく温かくて魅力的な町だった。日本の美しい町の一つとして、もっと知られてほしいと思った。

2016年12月 外国語学部1年 女性

活動内容:子どもたちと工作作業、英語を使った遊び、農作業の手伝い

 物質的な支援もまだまだ必要だが、それ以上に東北で起こったことを忘れずにいることが大切だと思う。また、子どもたちが元気に走り回って遊べる場所がとても少ないように感じたため、子どもも親も安心して遊べるスペースがあれば、子どもたちのストレスも少しは軽減され活発な姿が見られると思った。自分に大きなことは出来ないと思ってしまうかもしれないが、子どもたちと一緒に全力で楽しむだけでも、子どもたちの笑顔をお手伝いができる。少しでも役に立ちたいという思いがあるなら、是非活動に参加してほしい。

パクト
2016年6月 総合人間科学部3年 女性

活動内容:子ども支援(ドッチボールや鬼ごっこ)

 初めての東北、初めてのボランティアは不安が多いかもしれないが、是非一度今の陸前高田の姿を見て欲しいと思う。みちくさルームの活動は事前のMTGでのアクティビティ考案や現地での役割・発表など、自己成長の場にもなると感じている。ボランティアを機に自分を一回り成長させたいという学生にもおすすめしたい。

2016年6月 文学部3年 女性

活動内容:子ども支援(外遊びや工作)

 市街見学を経て、陸前高田も土地のかさ上げが進み、新たな街づくりが始まっていると実感した。しかし、新たな街が出来ていく中で、仮設住宅が撤去されても子どもたちの日常はまだまだ変化とストレスにさらされ続ける。そのような被災地の子どもたちの心のケアをしていく必要がまだまだあると感じた。

2016年8月 グローバルスタディーズ研究科1年 男性

活動内容:子ども支援

 陸前高田での見学後、新しい街づくりにおける人口減少問題を感じた。人口が減少している中、新しい街づくりの可能性の疑問がある。そこで、被災地では人口流入対策が必要ではないかと思うようになった。大学院生であり留学生である自分は、その問題解決に何か貢献できるかを考えていきたい。今後は自分の地域でも震災が発生する可能性もあるなかで、防災活動や震災後のボランティア活動などをどのように自分が役に立つかを検討したほうが良いと思う。

2016年11月 外国語学部4年 男性

活動内容:子ども支援(粘土遊びやフルーツバスケット)

 みちくさルームが他の子ども支援と違う点は、子どもも大人も「楽しむ」という点だ。事前のミーティングで努力した分だけ、活動の成果は大きい。また活動を束ねているNPO法人のパクトさんは、学生が現地でたくさんの学びを得ることに背中を押してくれる。子どもたちの遊びを考えるときには、「子どもたちが遊ぶ姿を常に想像すること」が大切。また、遊びの三原則として「手が込みすぎてない、シンプルで、体を動かせる」ことを押さえておくと、準備もはかどると思う。活動する地域の子どもの特性を理解し、地域の子どもたちに合った遊びを考えてみてほしい。頑張ってください!楽しんでください!

2016年12月 総合人間科学部2年 女性

活動内容:子ども支援

 被災し家族を亡くした男の子が久しぶりにみちくさルームに来てくれた。P@CTのスタッフさんが、はじめてあんな笑顔の彼を見たと言っていた。震災から6年、被災地ではまだ心に傷を負っている方が多くいる。もう6年でもあるが、震災からまだ6年なんだなと実感した。

子ども支援は毎回子どもと触れ合う中で発見がある。また活動を楽しむと同時に、フィールドワークなどで今ある問題などを知り、考えることもできる。興味を持ったらぜひ一歩踏み出してみてください。